見出し画像

図解:全仮面ライダーの特徴を比較

好きなものを図解してみよう!ということで、第1弾は仮面ライダーです。
昭和・平成・令和の主人公ライダー合計37名を取り上げ、いろんな軸で特徴を比較してみようと思います。ではさっそく始めます!

■仮面ライダー一覧(1号〜セイバーまで)

特徴を比較するにあたり、各仮面ライダーを表すコマを作りました。

昭和ライダー15名、平成ライダー20名、令和ライダー2名の、合計37名の仮面ライダーが母数となります。

■時代×年齢

仮面ライダーの年齢を、時代別に表してみました。

仮面ライダーの年齢として多いのが20歳〜24歳の間。上図では、この範囲を「ライダー適齢ゾーン」として青枠で表現しています。適齢ゾーンの中で、1番多いのが22歳、次いで同順で24歳と21歳。その次が20歳。なぜか23歳の人の数が少ないですね。
職業の観点で見ると、昭和ライダーは職を持っているか、学生かのどちらか。
アマゾンだけ無職。平成ライダーになると、無職の割合がグッと増えます。令和ライダーは今のところ二人とも職業持ちです。
※なお、ゼクロスだけ年齢がわかりませんでした。大学生ということで該当する範囲を帯で示しています。

■職業×年齢

職業の観点で、もう少し深掘りしてみます。

平成の21歳ライダーは全員無職。「平成の21歳無職ゾーン」と名付けています。
平成・令和の24歳ライダーは、なかなかおもしろそうな職業についている人が多いです。冒険家、探偵、小説家。研修医はちょっと違うけれど。

■変身能力×敵の種類

変身能力については、適性と道具の力があれば改造なしで変身できるのか、体を人為的・人工的に改造されることで変身できるのか、特殊能力によって変身できるのか、という観点で区別しています。
敵の種類については、顔が見える個人から始まり、秘密結社、モンスター、地球外生命対、異次元の怪物、神という幅でマッピングしています。

特殊能力で変身するライダーは貴重種で、その力をもってモンスターや神などの人外の敵と戦う運命にあるようです。
昭和ライダーは全員が何らかの形で改造されており、その逆に、平成と令和のライダーはそのほとんどが適正と道具で変身できます。ただ、クウガとビルドは別で、クウガは体内に埋め込まれたアークルの影響で体に負荷を及ぼしますし、ビルドはネビュラガスを体内に注入されていますので、改造されていると言えます。

■身長×体重

ここから面白くなってきます。身長と体重の比較です。

この図で、コマの下に伸びている線は、変身前からどれだけ身長が変わったかを視覚的に表しています。(なお、体重の変化については、昭和ライダー俳優の当時の体重情報がわからなかったので表現していません。)
昭和ライダーは、変身前と変身後でそれほど体型は変わりませんが、平成・令和ライダーになるとかなり大きくなります。基本的に、平成・令和ライダーは「鎧を纏う」系の変身ですので、「鎧」の分だけ大きくなると言えるのかもしれません。ただ、響鬼は別です。響鬼の場合は明らかに「巨大化」します。身長は約40cm伸び、体重は変身前の標準体重より86kgも増えます。全ライダーの中で唯一、「変身すると体が縮むライダー」がいます。それがスカイライダーで、なぜか-5cmくらい縮みます。

■パンチ力×キック力

純粋なパンチ力とキック力だけのタイマン勝負なら、昭和ライダーが圧倒的に強いようです。平成・令和ライダーは足元にも及ばないくらいです。

特にスーパー1はチート級なので、あまり考慮に入れない方が良いかもしれません。そうすると、全仮面ライダーの中で、パンチ力とキック力のスペックが高いのが、V3とRXです。RXはフォームチェンジもできるので、昭和ライダーの中では(スーパー1を考慮外とするならば)最強と言えるかもしれません。
平成・令和ライダーは足元にも及ばない、と書きましたが、響鬼、ビルド、ゼロワンは何とか健闘しています。では次に、平成・令和ライダーの中を見てみましょう。

圧倒的にスペックが高いのが響鬼です。パンチ力は低いもののキック力がやたら強いのがゼロワン。両者がバランス良く高いのがビルド。
注目すべきは、ライダーマン。昭和ライダーですが、強さレベルではこのあたりの位置づけになります。弱いイメージのあるライダーマンですが、パンチとキックだけでタイマンを張ったら、ファイズ、剣、カブト、W、フォーゼあたりには勝てそうな気がします。

■ジャンプ力×キック力

最後に、ジャンプ力とキック力の観点で見てみましょう。
ここでは、単なる脚力としてのキック力の比較ではなく、ジャンプ力(位置エネルギー)を考慮した、ライダーキックとしての威力について見てみます。

例えばオーズの場合、普通にキックした時のキック力が10tだけれど、ジャンプ力として190mも跳べるため、位置エネルギーも利用するとライダーキックのキック力はかなり強くなると考えられます。落下速度を219km/h、キック力を12tとすると、運動エネルギーは2220万4167Jとなります。
これと、アマゾンを比較してみましょう。アマゾンのジャンプ力は80mなので、落下速度は141.6km/h、キック力を30tとすると、運動エネルギーは2320万6667Jになります。特別な加速をつけない限り、オーズよりもアマゾンの方がライダーキックの威力は高いと言えそうです。
スカイライダーはどうでしょう。スカイライダーのジャンプ力は200mなので、落下速度は224.8km/h、キック力を70tとすると、運動エネルギーは1億3647万5802Jになります。
これと、RXを比較してみましょう。RXのジャンプ力は60mなので、落下速度は122.4km/h、キック力を120tとすると、運動エネルギーは6936万Jになります。キック力はRXの方が強いのですが、位置エネルギーを利用したライダーキックとして計算すると、スカイライダーのライダーキックの方が倍近い威力がありますね。
チートライダーであるスーパー1を除くと、スカイライダーのライダーキックの威力が1番高いと言えそうです。

いかがだったでしょうか。図解してみると、色々なことが見えてきますね。
全ライダーの中では、スーパー1の強さが桁外れでした。また、純粋なパンチ力とキック力の観点で昭和ライダーよりもスペックの低い平成ライダーの中では、響鬼がダントツの強さを見せていました。ただ、基本スペックとしては昭和ライダーに劣る平成・令和ライダーですが、多彩な特殊能力やフォームチェンジによる強化で、それを補って余りあるほどの強さを見せると思います。

今後も、基本的には自分の好きなものをベースに、図解してみたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!