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お試し入社で転職したらすごいよかった話

本記事は「mybest BlogKaigi 2024」の18日目の記事です。

はじめまして!2024年4月から中途でマイベストに参画したフロントエンドエンジニアのIchikiです。
この記事では自分がマイベストに中途入社した際、選考プロセスの一環として「お試し入社」を経験したのですが、そのお試し入社の体験がとてもよかったのでその内容をご紹介します。

補足: マイベストでのお試し入社はマストでなく希望者のみの選考プロセスです。元々自分がお試し入社に興味があったため希望した流れとなります。


自己紹介

経歴でいうとリクルート→起業→フリーランス→自律移動ロボットのシステム開発 (SEQSENSE) → マイベスト(←今ココ) というちょっと変わった経歴をエンジニアとして歩んできました。
趣味は個人開発と最近2歳になった息子と遊ぶことです。

お試し入社とは?

ChatGPTからの引用

お試し入社は、企業や組織が新しい従業員を雇う前に、一定期間(通常は数週間から数ヶ月)限定でその従業員を雇用する制度です。この期間中、従業員は通常の労働条件で働きますが、その間に双方が適切なパフォーマンスや適合性を評価することができます。従業員も企業も、お互いの適合性や期待についてよりよく理解し、その後の雇用関係の決定に役立てることができます。

OpenAI. ChatGPT

入社までの経緯

  • Findy経由でいいねがきた

  • カジュアル面談

  • 現場エンジニアの方との面談

  • 面接

  • お試し入社 (1ヶ月)

  • 最終選考

  • 内定

入社までの経緯は上記のとおりで、マイベストからFindy経由でいいねが来てから内定まで大体2ヶ月ぐらいだったかと思います。
選考についてはお試し入社の前に技術周りの面接が1回、その後1ヶ月のお試し入社を経てお互いにマッチしたため最終選考に進み、その後内定と言う流れでした。

ちょっと本題と逸れるのですが、せっかくなのでそもそもなぜ自分がマイベストの選考に進んだかというとお話をさせてください。

理由は大きく3つあります。

  1. 元々マイベストのプロダクトを使っていて興味があった

  2. エンジニアマネージャー(なおぱーさん)とカジュアル面談をした際にエンジニアリング以外の事業に対する解像度が高くて興味を惹かれた

  3. テックリード (竹尾さん) との面談で技術スタックの採用背景や選定基準の考え方が自分とかなり近く興味を惹かれた

最初から選考に進む意志が強かったというより、実際に話をしていくにつれてこの人たちと一緒に働いてみたいと思ったので選考に進みました。

なぜお試し入社の選考を希望したか

本題であるなぜお試し入社から選考を希望したかですが、1番の理由としては 自分という人間がこの会社にマッチするのか を確認したかったからです。
マッチするか」という意味ですが、自分の中で以下のように置いています。

  • 事業貢献ができそうか

  • 技術的な貢献ができそうか

  • 自分がこの会社に入ってコミュニケーションを上手くできそうか

上記3つを判断する方法として現場で働くのが一番だと思い、選考はお試し入社を自ら希望しました。

具体的に何をしていたか

お試し入社の勤務内容

  • 期間は1ヶ月

  • フルリモート

  • 業務委託契約

  • 本業以外の時間(平日夜 19:00以降 & 土日)の週8 ~ 16時間ぐらいの稼働

仕事内容

調査系、機能実装、バグ対応など多岐にわたるもののタスクを行なっていました。
基本業務時間外の作業になるため、コミュニケーションが必要なものというよりは自分で手を動かして進められるものが多かった印象です。

お試し入社中、意識していたこと

仕事は真面目に取り組み、開発の質とスピードは意識する

大前提としてここがしっかりできていないとそもそも話にならないと思ったので、なるべく与えられたタスクの質とスピードは意識しました。

わからないことがあったらすぐにコミュニケーションを取る

わからないから何もしないより、恥をかいても良いのでとりあえず聞くスタンスで進めていました。

周りの会話の雰囲気を知る

自分が入っていない会話でも例えば以下を見るように意識していました

  • Slackで普段他の方がどんな会話をしているのか

  • GitHubのPRでどんな会話をしているのか

結果的にマイベストではバリューでもある「協力し合おう」という文化がしっかりと根付いていると感じたので良かったなと感じています。

マイベストのお試し入社のここが良かった

用意されていたタスクに工夫があった

いくつかタスクがアサインされていたのですが、事業ドメイン自体のインプットに時間がかからないように技術的な解決ができそうなタスクがほとんどでした。
例えば仕様や事業の内容を詳しく知らないと解決できないバグだと関連するドキュメントや実装を深くみないといけないのでそれだけで時間がかかってしまうかと思います。
今回のお試し入社ではそれが回避されていてあくまで技術的にどうやって解決できるか?というタスクが多くキャッチアップにそこまで時間をかけずに済みました。結果として自分は何が出来るかを短期間で示せるので非常にやりやすいなと感じました。

色々な種類のタスクがアサインされていた

技術的に解決する問題や対応が必要な箇所を洗い出す調査系のタスクなど様々なタスクがアサインされていて非常にバランスよくアサインされているという印象を受けたのを覚えています。
「自分はこういった人間で、これが得意でこれが苦手です」というのを示すのにとてもわかり易く効果的な方法だったなと思います。
下手に入社前に隠すよりも事前に互いに得意不得意を詳細に共有することで入社後のミスマッチを減らせると思います。

お試し入社をやってみて

お試し入社はやっぱり良かった

お試し入社で言われるメリットで入社前後のミスマッチが少ないことがよく上げられますが、本当にそうだったなと実感しています。
入社して1ヶ月が経ちましたが、入社前の印象とほぼ同じ印象のまま働けているので非常に快適です。やはり面接だけでは中々知ることができないメンバーの方の仕事の仕方、会社の雰囲気を入社前に知ることができたのが大きかったなと感じています。

逆にお試し入社が向かないと思うケース

お試し入社のデメリットを上げるとするなら選考の時間がかかる点だと思います。
自分の場合積極的に転職活動をしていなかったのもあり比較的時間に余裕があったので全く問題はなかったですが、もし転職活動を本格的にやっていた場合ではお試し入社をするのは難しかったなと思います。

結論

  • お試し入社は入社前後のミスマッチをなくすとても良い手段だと思う

  • ただあくまで選考プロセスの一貫なので、その点は意識して業務に取り組む

  • お試し入社を実施する場合は時間に余裕を持っておく

最後に

自分のお試し入社の経験が誰かの参考になって頂けるのなら幸いです。
マイベストではお試し入社はもちろん通常の面接での選考もあり、随時エンジニアを募集しています。
少しでも弊社についてご興味があればぜひお気軽にお声がけください!!