考えるとは? パート2
考える作業を、どのように行うか?
まず、
自分の心の声(言葉)を聞くことである。
意識を外の世界へ向けるのではなく、自分の内側の世界へ向けることから始めよう。
どんな瞬間に、どんな内なる言葉が浮かぶかを意識するのである。
自分の心の中の内なる言葉を意識することで、自分の中から湧き出る"内なる言葉"と向き合うのです。そうすることで、自分の言葉を捉え、その言葉を広げていくこと、深めていくことができるようになる。つまり、内なる言葉を広げていく作業、深めていく作業が考える作業ということです。
では、
どのように行うか?
それは、
自分の内なる言葉に
"しつもん"を投げかけることです。
例えば、
ある歌を聴いた時、
「この歌、いいなぁ」と思ったとしよう。
「この歌、いいなぁ」という言葉に意識を向けて、この言葉に"しつもん"を投げかける。
“この歌のどんなところに惹かれるのだろう?”
すると、
“あっ、この歌手の歌声が好きなんだ”とか、
“あっ、独特のギターリフが好きなんだ”とか、
“あっ、歌詞に元気づけられてるかもな”とか、
自分の答えが出てくる。
"しつもん"によって、
「この歌、いいなぁ」という漠然とした感情を言葉で深掘りすることで、自分はこういうことが好きなんだという事などが、だんだんと鮮明になってくる。つまり、だんだんと解像度が上がってくるのである。
そして、
出てきた答えに対して"しつもん"を繰り返せば繰り返すほど、心の解像度が上がっていき、やがて、「これだっっっ」という本質に突き当たる事ができる。そして、この本質こそが自分にとっての宝物である。
本質に突き当たることができたなら、
「自分はこういう人間だ」「自分はこう思う」とハッキリとした自分の意見と自信を持てるようになるのです。すると、人生の取捨選択に即決できるようになるし、自分の本心に沿った行動を選べるようになります。そうなると、満足のできる時間が増え、人生に充実感が与えられるのです。
自分の本心からくる“こうだ”という動機をもとにした行動ができたら、満足できないはずがないではありませんか!?
さあ、
心から充実した人生を送るために、
今日も考える作業を進めようではありませんか?
きっと、あなたの求めてる世界へ連れて行ってくれるはずだ。
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