なりきる。

役者さんはすごいなぁと思います。上手い役者さんの演技を見ると迫力があるし、感情移入ができる。人を惹きつける魅力に溢れている。それ以上に、撮影している時に、演技しているリアルな姿が凄いのではないかと思う。何が凄いかって、多くのカメラが向けられて、人々に見られながら、演技をする。それが、スゴい。羞恥心があれば、当然できない。また、集中力がなければ、当然できない。全人格を与えられた役の中に入れて、アクションしているのが素晴らしいのです。完全に役に「なりきる」力があるのです。

願望を実現させるためのテクニックのひとつに、「なりきる」というものがあります。理想の自分になりきって、今を生きるということ。これを実践してみると、なかなか難しい。もちろん、最初は全然できない。けど、心の中にある理想のイメージに合わせるように、やり続けていく。すると、徐々に理想のイメージへと今の自分のイメージが重なっていくのが分かる。そうなると、「なりきって」行動することができるようになるである。

最初は思うようにいかないのは、常である。その原因は、羞恥心にあるのかもしれない。はたまた、集中力の欠如にあるのかもしれない。他人の目が気になる人もいるだろう。原因は、人それぞれだ。それでも、続けることである。なぜなら、続けると必ずいいことがある。羞恥心が強い人は、羞恥心がだんだんと薄れていき、しまいにはなくなっていく。集中力が散漫な人は、集中力がだんだんとついていって、しまいには自然と集中できるようになる。他人の目が気になる人は、他人の目はだんだんと気にならなくなり、しまいには、全く気にならなくなる。

続けていく過程でより良い人生を送るためのスキルが磨かれ、気づいたら、一皮向けた自分になっているのである。続けている最中は夢中である。しかし、何か到達点みたいなものがあって、そこを超えるとフッと力が抜けて、レベルアップした自分に気づくのである。つまり、「なりきろう」といていた理想の自分になっているのである。

だから、まず、漠然とでもいいから、理想の自分をイメージして、今の自分を理想に寄せようとなりきってみることである。その積み重ねがあなたを理想へと導くのである。楽しみながら、長期的に続けていくと、何年後かには、きっと、理想の自分になっていることに気づくはずです。

“何になりきりますか？”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日もワクワクした自分をお過ごしください。

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