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泉屋のクッキーに魅せられて、三度目の正直

 泉屋東京店のクッキー、の虜になってしまった。先日初めて食してから、1ヶ月も経たないうちにクッキー缶を3つ空けてしまう勢いである。それも毎日少しずつ、ではなく、一回のおやつで缶半分を食べてしまう。
 これはどうなのだろう。食べすぎなのだろうか。私がせっせと購入している、おかいものクマクッキーズなる泉屋のクッキー缶は数量限定のため、まだ並んでいるか売り場を通るたびにどきどきしてしまう。
 本当は3缶目こそ、ひとつひとつお皿に出して写真撮影をして、ゆっくり味わうつもりだったのだ。しかし今日もダメだった。私は泉屋のクッキーを前にすると、理性のかけらもないクッキーモンスターだ。お皿など使う余裕はない。iPhoneなんて操作できない。
 というのも、今日は猛暑で蒸された身体をクールダウンさせるべく、家に帰って桃のジェラートを食べた。一方で、私は冷たいものの食後、胃と口がひんやり、すーすーする感じが苦手である。なので食後によくコーヒーを飲むのだが、今日は飲む気にならなかった。(バニラやチョコレートアイスの後のホットコーヒーは、まさに食後のコーヒーと言える最高のマリアージュである。)
 そんな時、閃いてしまったのだ。もうあまりこってりしたものは食べたくない。でも冷たいものもいらない。おせんべいという気分でもない。というかさっき食べた。ここは泉屋のクッキーたちの出番ではないか。あまりこってりしておらず、口に残らないほどよい甘さ。あのサクサクをほおばれば、胃も口もあたたかみを取り戻すであろう。
 開けた。食べた。次々に食べた。美味しかった。以前記したBSロックとクリームフィンガーはもちろん。サボイフィンガーとリングターツは、食感も味もアイスで冷えた口にぴったりだった。ソフトクリームのコーン部分のような優しさ。かろうじて半分残してフタをしめた。
 せっかく中身を記録しようと思ったのに。まだおかいものクマクッキーズは売っているだろうか。次こそは、必ず必ず、一枚ずつお皿に出して写真を撮るのだ。またすぐに買いに行かなくては。泉屋東京店が今週末のアド街ック天国で放送されて、皆さんがおかいものクマクッキーズを手に取る前に。

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