心と身体と自分のはなし

日常生活の中で自分のことについて話すことってあまり無いんだけど、というよりも自分の話をしたところで話せない内容が多いし、相手にとってもあまり興味の湧かない内容であることが多い。自分の話ばかりしていて、尚且つその話がつまらないと来たら先ず真っ先にこの人は避けようと思われてしまうことは間違い無しな訳で、とにかく自分のことをあまり自分の口からするのは好きではない。だけど、自分の中にあった出来事、気持ちとかを表に出したい時もあるわけで、そんな時に専らこうして文章を書くようにしている。

そんなこんなで今日は「心と身体」について少し話してみようと思う。

心と身体は繋がっている。僕は鬱という診断こそ受けたことが無いけどほんとに生きることが辛くなって死んでしまおうとしたことがある。そういう日が何か月と続いてスクールカウンセルに通おうとするのと同時に少しずつ実家の周りを散歩してみようということになった。その当時僕は全く運動をしていなかったので体力も筋力もほとんど無かった。最初はジョギングをしようと思ったんだけど最早ジョギングすら出来ないほど僕には体力が無かった。日中は家から出ることが難しかったから日が沈んだ夜8時くらいから30分程近くをイヤホンしながら歩く。雨が続いた梅雨の季節なんかは深夜に傘も差さずに道路沿いを歩いていた。ワンピースなんか着て長い黒髪を濡らしながらトボトボ歩いていたら次第にあの道路には深夜幽霊が出るんじゃないか、みたいな噂がたつかもなんて思ってクスクス笑っていたり、一人でちょっとした楽しみになっていた。

日本に居た頃はまだまだ体力も無くて30分の散歩で精いっぱいだったままこうしてアメリカまで僕は来た。アメリカに来てから僕はフライト訓練をするのに集中力が無いといけないと気づき必要性から集中力について調べた。調べてみると集中力と体力は密接に繋がっているらしいので僕は身体造りを今も継続している。こうして身体を造っていってわかったことは身体の調子が良いと精神的にも調子が良くなること、精神的に良くない時でも思い切って身体を動かしているうちに身体が動くようになっていき、気づくと精神的にもスッキリとしてしまっている自分に気が付く。

これは身体だけじゃなくて顔とも関係する。笑う門には福来る。という言葉があるがこれは科学的にも証明されている。笑って表情筋を使うことで精神的にも良い影響を与えるのだ。人間は笑顔では怒れないのだ。つまり表情と気持ちは必ずリンクするというもの。気持ちを明るくしたければ嘘でも表情を明るくしてみて下さい。気が付くと心が明るくなっている自分に気づくと思って、そんな自分が少し可笑しくなってクスリと笑っているようになりますよ。

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