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「私ばっかり辛い...」と思う時は「やり遂げたリスト」と「感謝日記」を書いてみよう

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家事育児毎日していると、時々「私ばっかり頑張っていて誰も私の事を労ってくれない」という沼が来ることはありませんか?

もちろん、見返りが欲しくて家事育児してるわけじゃない。子供たちに対しては母として立派に育てなきゃという責任感もあるからか感謝して欲しいとか望むことはほとんどない。が、一緒に労い合いたいはずの夫も、いつの間にか一方的にもたれかかってくるから厄介。夫が一生懸命仕事してくれることは感謝してる。でも仕事って私を直接癒してくれるわけじゃない。私は彼の食事を用意したり、シャツにアイロン掛けたり身の回りのことしてるが、彼が私のワンピースにアイロンかけてくれることはない。

そんな些細な不満が澱のように溜まって「自分ばかり大変!」と爆発してしまう。でもこの心理状態は誰だって起こりやすいことが実験でも証明されているという。

人は「人にしてもらったこと」の35倍も
「人にしてあげたこと」を覚えている

アメリカの心理学者トラフィモウ・アーメンダリッツが行なった調査結果より

つまり、私が毎日してあげている家事や育児のことは強く覚えているのに
夫がさりげなく私へおやつを買ってきてくれたことや
子供たちが「ママ手伝うことある?」と聞いてきてくれたことを
いつの間にか忘れてしまっていることに気付く。

そんな小さな「give」に気付くために
「私ばかり大変」という気持ちに陥らないために
やってみてほしいのは「やり遂げたリスト」と「感謝日記」をつけること!

「やり遂げたリスト」とは?

今日一日振り返って、今日一番成し遂げたことを書いていくことである。
「今日もいつも通りの一日で家事育児に追われていただけ」と感じるかもしれない。でも3食作って、洗濯掃除して、子供を寝かしつけたということを「やり遂げた」ならそれだけであなたはものすごーく頑張っていると思う。とにかく自分がした仕事をピックアップしていく。それだけで「今日も私は頑張っているなあ」と気付き自信が持てるようになる。

「感謝日記」とは?

こちらは自分がされて嬉しかったことや感謝したいことをピックアップして書いていく。例えば、「夫が私の好きなお菓子を買ってきてくれて感謝」「子供がお風呂掃除を手伝ってくれて感謝」「買い物先の店員さんの接客が気持ち良くて感謝」など。どんなに小さなことでもいいので感謝できたことを気付くことが大切。
心が疲れていると、人からしてもらった小さな親切も感謝せずしてもらって当たり前と感じてしまう。他人からの親切だけでなく、自分が家事育児できる健康な体であることや家族がみんな無事に家に帰ってきたことや夜布団で眠れることすら「当たり前」と感じてして感謝することを忘れがちだ。そんな些細なことを「感謝」することで、「自分ばかり大変」という考えも和らいでいく。

感謝の心を持つことの重要性についてさらに知りたい方はこの本がおすすめ。

まとめ!

①心理学的にも「人にしてもらったこと」も「人にしてあげたこと」の方が覚えている。
②「自分ばかりしんどい」と思った時は「やり遂げたリスト」と「感謝日記」と付けてみる。
③感謝の気持ちを持つようになると、「自分ばかりしんどい」気持ちが和らいでいく。


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