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好きな映画やドラマの事を書いてます。
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『Hell Or High Water』(最後の追跡)

2016年公開のクライムムービー。 銀行強盗を繰り返す兄弟とそれを追うテキサスレンジャー。 「Hell Or High Water」は「困難な状況」や「厳しい試練」、「Come Hell Or High Water」で「なにがあろうと」「たとえ火の中水の中」という意味がある。 ずっと観たかったが日本公開はなくNetflixで公開された。 ストーリー(ネタバレ無し) テキサスで暮らす貧しい家庭の兄弟、前科がある兄とそんな兄を慕う真面目な弟。彼らはなぜ地元テキサスのグルー

『Crawl』(クロール -凶暴領域-)

2019年公開のパニック映画。 ポスターの通りワニ物のパニック映画。原題のCrawlには「クロールで泳ぐ」「四つん這いで這う」「身の毛がよだつ」というような意味がある。内容は見たままですが、状況設定・キャラクター設定・ストーリー展開もなかなかの上物B級映画です。Primeビデオで見れます。 ストーリー(ネタバレ無し)この手の映画にネタバレも何もないですが...。 ハリケーンによって浸水した街で暴れまわる凶暴なワニ達と、連絡の取れない父の安否を確認するため父の家を訪ね

『Don't Breathe』(ドント・ブリーズ)

2016年公開のスリラー。タイトル「息を止めろ」の通り、映画館で観客全員が登場人物と同時に息を止めて見た映画。 ストーリー(ネタバレ無し)留守宅に忍び込んで盗みを働く3人の若者が、ゴーストタウンと化した住宅地に住む盲目の老人の家に盗みに入ると…えらい目に合います。当たり前です。目が不自由な人の家に盗みに入るとかクソ野郎だな。 まじめな映画や小説で必要な事は「必然性」だと思っていて、ちょっと道理が通らない言動や展開があると「そんな事する?」「そんな事できる?」「そんなわ

『The Boondock Saints』 (処刑人)

1999年公開のヴァイオレンス映画。ポスターや邦題の通り「毒をもって毒を制す」映画がなんですが、とにかくストーリー展開と登場人物が面白い。NetflixではPart2が見れますが、私は嫌な予感がするので未だに見ておりません。 ストーリー(ネタバレ無し)Boondockは下町とかへき地という意味だが、要するに危ない地区のSaint(聖人)というタイトルから分かるように下町のアイリッシュ系アメリカ人兄弟が地元の悪を殺していく話。天に変わって成敗する映画はよくあるが少し異なる

『Searching』(Search/サーチ)

2018年公開のサスペンス映画。となっていますが実は情報社会での家族愛に関して考えさせられる感動の映画です。 Netflixでも見れます。 ストーリー(ネタバレ無し)妻を亡くした父親と一人娘、そしてSNSを通して取り巻く肉親や友人のお話。ポスターにもあるように、ある日一人娘が行方不明になり父親がSNSをヒントにその行方を追っていくと…。この映画のコピー「娘が行方不明。唯一の手がかりは24億8千万人のSNSの中にある」は映画の内容を的確に表わしています。ソーシャルの表と裏

『Rushmore』 (天才マックスの世界)

1998年公開のコメディー映画。この世界観めっちゃ好き。 AmazonPrimeでレンタル出来ます。 ストーリー(ネタバレ無し)貧しくもお金持ちの私立学校に通う主人公マックスを取り巻く人達と彼の恋のお話。学校でいくつものクラブを創設するような思い立ったら有言実行派。そんな彼が周りの大人や友達に暖かく見守られながら、恋して青春して少しずつ大人になっていく。安っぽい学園ものや青春もののバカバカしいセリフやキャラクターは一切登場しない。シュールでウィットなセリフでコメディー映