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モラハラ元旦那との話*4.結婚生活と気づき*

今回も前回の続きとして、
結婚生活と気づき編を
書いていこうと思います。

モラハラ度数は変わらず高めですが、
最後まで読んでいただけると嬉しいです。


*4.結婚生活と気づき

結婚式、新婚旅行、家の引越しも終わり、
やっと落ち着いた日々が過ごせると
思っていましたが、
彼のモラハラ具合は相変わらずでした。

日常的なバカ、ブタ、デブ、などの
暴言は変わらずあり、
周りの家庭と比べられ
「お前は低脳だから」
「レベルが低いから」
と貶される日々。


私達が引越しをした家は
築年数が古めの一軒家でした。

とても庭が広くて、
「野菜を作ったり、BBQをしたりできるね」
と理想はあったのですが、
実際野菜づくりをやってみると
かなり大変で、
雑草を抜いたり、水をあげたりと
一生懸命世話をしていました。

元旦那も機嫌が良い時は
雑草を抜く作業など手伝ってくれましたが、
「お前が家に居るんだから、庭の手入れはお前がやるのが当たり前」と
言われていたので、
妊娠期間中も子どもが産まれてからも
私がほぼ庭の作業を行っていました。


珍しく彼の機嫌がいいある日、
彼は庭で育てている野菜に水をあげてくれていました。

次の日の朝、
私の方が早く起き、
その日は朝から雨が降っていました。

彼が起きてきて、庭を見ていきなり激怒!

何事かと驚いていると
「水が出しっぱなしだろうが!何で気づかねぇんだよ!」と。

どうやら庭の水道の蛇口が
開きっ放しだったようなのですが、
私は雨の音で気づかなかったのです。

「今すぐ止めてこい!」と
妊婦の私を雨が降る外に放り出しました。

そもそも彼が前日に水を出していて
閉め忘れていた事が原因なのでは?と
思った私は
さすがに謝ってもらいたいと思い、
話をしましたが、
「気づかねー方が頭おかしいだろ!」と、
全く自分の非を認めようとはせず、
「まず謝れ」の一点張りでした。


あまりの彼の態度のひどさに、
私もこの時は感情的に怒ってしまい、
面と向かうと上手く言えないので、
後から手紙を書いて
話を聞いてもらう事にしました。

手紙には、今回の件だけではなく、
今までの事件で辛かった事、
子どもが産まれる前に私に対する言葉使いや、呼び方を改めて欲しい事などを
書いて渡しました。

しかし、それを読んだ彼から返ってきたのは「これだと俺が一方的に悪いみたいな書き方だよね? 
お前の気持ちばっかりが書いてあって、全然わからないんだけど?」
という言葉でした。


「どちらが悪いとかじゃなく、
これからのことを話合いたいし、
私の気持ちは手紙に書いたけど、
あなたの気持ちももちろん聞きたいよ?
それでお互いが直せる所があるなら協力して直していこうよ。」

という話をしたのですが、

「お前のミスが直るように、俺は言ってるだけだから、
お前が自己解決するしかないんじゃない?」

と言われました。


私はこの件で、もうどんな言葉を使って、
言い方を変えて彼に気持ちを伝えても、
全く伝わらないし、
彼も私の事を理解しようとはしてくれないんだなと
はっきりとわかりました。


そして私は少しずつ親にも相談するようになっていたのですが、
母から
「モラルハラスメント」っていうのがあるんだけど…と
教えてもらって気づいたのがこの頃でした。

母はとある本を読んでいて、
その物語は旦那からDVのようなはっきりとした暴力ではなく、
暴言や無視など言葉、態度での暴力を受けている妻の話でした。

母はそれを読み、
モラルハラスメントというものを知り、
その物語の主人公と私が同じ状況にあると気づき、
教えてくれたのです。


その母の気づきがなければ、
私も気づかず、
心を病んでいたかと思うと、
母には本当に感謝です。


それに気づいてから、
私はたくさんモラルハラスメントについて
調べました。

母も本やネットで調べてくれていたようで、
情報をたくさん教えてくれました。


モラハラは加害者本人が
自分自身と本気で向き合わなければ
直ることはないという情報もあり、
離婚するか、モラハラを受け入れて生活していくか、
どちらかしかないと思いました。


毎日毎日、彼の暴言と態度に悩み、失望し、だけど子どもが産まれたらもしかしたら変わってくれるかも…と
少しの希望も持ち…
そんな気持ちを繰り返す日々でした。


結婚してまだ1年も経ってないし、
産まれる子どもにも父親は必要だと考え、
まずは私が安全に子どもを産む事に専念しようと思いました。


次回、出産と引っ越し編へ続きます。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。


みょん

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