見出し画像

元モラハラ旦那との話*3.妊娠と結婚*


今回は、モラハラ元旦那との結婚生活、
私の妊娠生活を記事にしていきます。

相変わらずモラハラ度は高めなので、
心が苦しくなってしまう方は
ご注意ください。

読んでいただける方、
最後まで見ていただけると嬉しいです。


*3.妊娠と結婚

お付き合いを始めて1年程経った頃、
私は自分の体調に変化があり、
病院に行くと妊娠が判明しました。

子どもが好きな私は
お母さんになる事が夢の一つだったので、
自分自身は嬉しかったのですが、
彼が喜んでくれるかどうか
不安ではありました。

話をして
彼も結婚する事を約束してくれて、
幸せになろうと
言ってくれました。


しかし、
彼のモラハラ言動は変わらず、
寧ろエスカレートしていく事になるのでした。


日常で私の事を
「デブ、ブタ」と呼ぶのは当たり前になり、
「あの人の奥さんはいいなー」と
私と他の家庭を比べて話をされる事もあり、
「努力をしてない人は底辺の人間だから」と、妊娠中の私を
自分が通うジムに連れて行って運動を強制させたり…


私の妊娠期間の悪阻は
そこまで酷くなかったのですが、
悪阻よりも、自分の夫から嫌味、悪口を
言われる事が何よりも苦痛でした。

妊娠してお腹が前に出ていく体型や、
ホルモンバランスの変化で肌荒れがあったり、日によって凄く体調が悪い日があったりなど、
今思えばそれは当たり前の事だと理解できます。

しかし、当時の自分は、
自分の体調をコントロールできない私が悪いんだと
思い込んでいました。


ある日、私が熱を出し、
寝込んでいた夜のこと、
彼は翌日の朝から少し遠い街で
研修がある日でした。

元々私が送り迎えを頼まれていたのですが、
熱を出してしまったため、
送り迎えは無理だなと思っていたのですが、元夫からは
「体調管理出来てないお前が悪いんだから、明日の朝までに熱下げてね」
と言われました。
(ちなみに元夫は運転免許もありますし、
普段から運転もします。)

翌日の朝、
やはり熱は下がらなかったため、
お願いして彼1人で行ってもらいました。


他の妊婦さん達は
妊娠中をどうやって過ごしているんだろう?と、
雑誌を読んだり、ネットで検索したり、
色々と情報を読み漁っていました。

その中で出てくるのは、
「夫に支えて貰っている妻の姿」
でした。

「体調が悪い時は家事を代わって貰っている」

「徐々に大きくなるお腹を記録して夫婦で楽しんでいる」

「お腹で育ててくれてありがとう」と夫に言われた など…

私には遠い世界のようで、涙が出ました。


誰かにこの事を相談したいと思い、
同期の友達と、地元の友達に相談しました。

友達は気持ちを分かってくれて、
定期的に友達には気持ちを吐き出し、
聞いて貰っていました。

しかし、田舎の小さい街という事もあり、
顔見知りが多かったため、
職場が一緒だった人や、
保健師さんなどには
ツラい気持ちを打ち明けられませんでした。

でも…
「きっと子どもが生まれたら彼も変わってくれる。」

なぜかそんな根拠のない期待をして
日々を過ごしていました。


そんな中、結婚式の話が進み、
私は妊娠しながらも結婚式の準備を頑張りました。

みんなに来てもらう結婚式だったので、
私自身は来てもらう方に
少しでも楽しんでもらいたいと
ウェルカムボードを手作りしたり、
企画や音楽を考えたりと
準備を楽しみました。

1人で準備している間は
みんなの笑顔を考え、
ツラい気持ちも忘れられました。


彼にはプロフィールカードと、
オープニングムービーの制作を
お願いしていました。

彼は作るとなると
完璧に拘って作りたいタイプなので、
丸ごとお任せした方が
お互いに良いだろうと思い、
お願いしました。

しかし、
プロフィールカードの用紙が足りなくなると
私に「買ってきて」と頼んだり、
夜遅くまでパソコンに向かい、
ムービーを作っている彼に
夜食を頼まれて作ったり、
サポートせざるを得ない状況でした。

もちろん出来る事は
私も手伝いたい気持ちはありましたし、
頑張って作ってくれる彼には感謝ですが、
「作業が終わるまでいつでも頼めるようにそこにいて」と
頼まれていたので、
眠くても一緒に起きて作業を見守っていなければならず、
とてもツラい時間でした。

妊娠中で眠気もある時期だったので、
夜中ぼーっとしながら、
「私は何のためにいるんだろう?」と
考えていました。


今結婚式の準備で忙しいから、
彼はイライラしてるだけなのかな?とか、
結婚式が終わって落ち着いたら
変わるかもしれない…と、
その時期も根拠のない期待をしながら
過ごしていました。


それでも無事に
結婚式を迎える事ができ、
たくさんの方に祝福していただいて、
当日はとても楽しく、幸せな時間でした。


結婚式後、
彼も穏やかに過ごしてくれるかな…
と、思っていた私はまだまだ甘かったです。

もう大きなイベントは私が子どもを元気に産むだけだ!
と思っていたのですが、
彼は理想的な結婚生活を求めていたので、
新婚旅行や、引っ越し(一軒家)の提案も
してきました。


私の気持ち的には、
新婚旅行や引っ越しは
子どもが産まれて落ち着いてからでもいいと
考えていたのですが、
彼の考えでは、子どもが産まれていないうちに全てを終わらせてしまいたかったらしく、
急遽、旅行も引越しも行う事となりました。


彼はどうしても行いたかったのか、
張り切ってテキパキと手続きを済ませ、
私としては全てやってもらってありがたいですが、
ほぼ彼の独断で決まりました。


引っ越しの方はタイミングよく、
知り合いの方が一軒家を貸してくれるという話が出たため、
ありがたく貸していただく事になりました。

新婚旅行は、私は妊娠中な事もあり、
不安だったのですが飛行機で
とある島へ行きました。

結果、何事もなく帰ってこられたので
良かったのですが度々、辛い出来事はありました。

詳しい事は割愛しますが、
空港で走らされる事もあったり、
「写真の撮り方が下手くそだ」と貶されたり、
自分の髪型が上手く整えられなかったらしく、
「ヘアスプレーを持ち歩いていないのは女としておかしい」
と言われたり…

楽しいはずの旅行は
思いきり楽しめない、
ずっと気を張りながら、
ヒヤヒヤしながらの
旅行になってしまいました。

旅行は誰と行くかが楽しくなる鍵なんだと
身をもって知りました。


結婚後もたくさんの事件が起きましたが、
また続きは
次回、結婚生活編で書こうと思います。


今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。


みょん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?