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ドラゴンボールの苦悩(600文字)

ドラゴンボールの連載は1984年から1995年まで。


10年間連載された作品ですが、内情は大変なものでした。

主人公の魅力

Dr.スランプの次の作品という事でかなり期待されて始まったのですが。

ハガキの人気投票で18位中15位まで下降する事もありました。

当時は冒険活劇がメインで主人公がそこまで引き立っていませんでした。

絵に凝れない

登場していたキャラを一旦下げ悟空の修行をメインに変更しました。

その後、天下一武闘会で1位となり連載終了まで人気を維持し続けました。

鳥山明先生は元デザイナーで絵を描く事が好きでマンガ家を選んだのに。

人気が上がってきた頃は、絵に時間を割けなくなっていました。

戦闘ができない

連載が続き戦闘が激しくなると2.5頭身の悟空が問題になりました。

短いウデや足で激しい動きを表せなくなってきたのです。

キャラ変更を編集者は反対しましたが、鳥山先生の意向で7頭身にしました。

幸いこのキャラ変更は人気に影響はありませんでした。

悟空の世代交代

鳥山先生は悟空で出来る事をやり尽くし、主人公を悟飯に切り替えました。

戦闘を控え、描きたい内容を描こうとしましたが。

高校生の悟飯のストーリーはなかなか盛り上がりませんでした。

悟空時代の登場キャラが立ち過ぎ、新たなキャラが見劣りしたからです。

しかたなく、再び戦闘がメインの魔人ブウ編に突入しました。

絵を描きたくない

戦いの漫画をもう描きたくない。

終盤そうこぼしています。

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