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続・合唱コンクール


「みんな、めっちゃよかったね」
「昨年とは全然違うね!」

昨年も一緒に行ったママさんと感想を伝えあいながら帰った。

昨日のブログに入賞についてちょこっと書いたけど、彼女の審査は当たるのだ。
「○組と△組と□組かな」
と彼女は3クラスあげていた。
(うち2つ当たってて、金賞もビンゴだった!)

昨年に比べると全クラス遥かに上手になっていて、音楽に造形のない私は、ベスト3が選べなかった。
(ちなみに、帰ってきた次男に「オレ順位まで全部当たってた」と涼しい顔で言われた…)



始まる前、撮影禁止なのに、撮影してる保護者を見かけて、『お願いだからSNSにアップしたりしないで!』と思った。


最初は学年全員での、課題曲の合唱。
とても声が通っていて、これからの各クラスの発表に期待を持たずにはいられない。


課題曲は、全クラス同じだから、最初のピアノの入りが気になる。
『この音色は好き』
『ん?このクラスはスローかな?』
『ちょっと早いかな?』
だけど、途中から同じテンポに聴こえたのは、私の耳のせいか?

自由曲は、全クラス違う。
「手紙」とプログラムにあったのだけど、伴奏が始まったらアンジェラ・アキの曲だった。
上手なピアノ伴奏も伴って、うるうるしてしまう。


男子がよく見える位置に座ったから、色んな歌い方をしてる子達が見える。
微動だにしない子、頭だけ動いてる子、前のめりな姿勢になってる子、足でリズムを取ってしまってる子。

その中でも印象的だったのが、上半身全部を揺らしながら歌っている子。(時に、回旋していた)
『一生懸命歌っているから自然とそうなっているんだろう。本人は無意識なのかな?』
そう思うと同時に、
『本来歌ってこうやって身体も使って歌うものなんだろうな』
と思った。

その子の後ろにいた子は微動だにしてなくて、前の子が揺れてるのをどんな思いで見て歌ってたのかしら?



そして、もれなくキューティクルが綺麗だった。天使の輪ができている。
中2にもなれば、おっさん化してる子もいたりして、小学生の時のあの可愛さはもうなくなっている…
だけど、天使の輪にまだあどけない可愛さを見出したのは私だけだろうか?



ピアノはスタンウェイ。
伴奏者の中に、S君という男の子がいる。
昨年の演奏で、『めっちゃ上手い!』
と感動したので、今年も楽しみにしていた。

彼は難しい曲をそれはそれはとても情緒豊かに弾いてくれた。
聴いててとても心地良い。
彼がコンサートを開くことがあれば、聴きに行きたいくらい。
幸せ時間だった♡



一クラス、インフルで課題曲の伴奏者が欠席のクラスがあった。
アカペラ状態で、歌っている。

感動した。
『ピアノ伴奏がなくても、こんなに歌えるんだ!』
と。

帰り道、そのことを伝えたら
「伴奏者は変わってもいいけど、指揮者が変わると困るんだって」 
「そうなんだ!確かに指揮者見てみんな歌ってるけど…そっか、そうだよね。だから指揮してるんだもんね」
と、音楽関係者からは「何を言ってるの?」と冷ややかな目で見られそうな、基本の基?当たり前?なことに感動していた。


「3年間を通してつくりあげていく」

その様をしっかりと感じることができる時間だった。
次男は、「3年生、やばかった!」と言っていた。
来年は君がその立場になるんだよ。
もの凄く聴き応えがあったので、来年が今からとても楽しみ♪