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トリケタ / Triqueta

デザイナー:Stefan Dorra, Ralf zur Linde
アートワーク:Annika Heller
出版社:Deep Print GamesPegasus Spiele
プレイ時間:20~30分
プレイ人数:2~5人

参照:Boardgame Geek

■ゲーム内容

タイルを獲得して、各種類3枚ピッタリを目指していくゲームです。

毎ラウンド、選ばれたタイルの山から1枚を引いて人数分用意された列のどこかに配置するか、列を1つ選んでそこに並んだタイルを全て引き取ります。列を引き取った場合は、そのラウンドから抜ける事になります。

全員がいずれかの列を引き取ったら、ラウンドが終了します。最後に列を引き取ったプレイヤーは次のラウンドのスタートプレイヤーとなり、次のラウンドで使用するタイルの山を選択し、1点を獲得します。全てのタイルの山が無くなったらゲーム終了です。

5、6、7点タイルは3枚ピッタリ。8と9は3枚より少ないので1枚1点。

タイルは5~10点の6種類で、それぞれ異なる動物が描かれています。タイルはしっかり分厚い木製コマです。

コンポーネントが強い。

同じ得点のタイルはゲームが終わった段階で、ピッタリ3枚獲得していれば、額面の得点となります。それより少ない場合は1枚1点で、4枚以上になってしまった場合は、点数が貰えないだけでなく、オーバーした1枚につきマイナス1点となります。

山から引かれたタイル。1列に置ける数は決まってないので何も置かれていない列が出来る可能性もある。

また、ゲームを通して2枚だけタイルを引いた後で、それを列に置かずに手元に取っておく事ができます。手元に持ったタイルは得点計算の前に獲得するか捨てるか選択する事になります。

■遊んだ感想

豪華なコンポーネントのコロレット風。

タイルを引いて場に並べるか、1列引き取るかと言う事でどうしても「コロレットかな?」と言う印象でした。コロレットが3種類までがプラス点なのに対して、トリケタは3枚までプラス点と言う違いがありますが、よりコロレットの方がバーストしやすいように思います。

5人まで遊べるゲームですが、MAXの5人で遊ぶと比較的タイルを分けあえる事ができてしまい、あまりバーストしにくいように思うので、人数は少し少ない方が面白いかもしれません。

ルールは非常にシンプルなので、ボードゲームが初めての方などにも充分楽しんで貰えそうな気がしますが、その反面ゲームに慣れた方には少し物足りなさがある印象です。


ルールの複雑さ  :★★★★☆☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★★☆☆☆☆
運の要素     :★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★☆☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★☆☆☆☆☆

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