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私のやる気スイッチの具体的な作り方~仕事編~

今回は、前回ご紹介させて頂いた、「やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学」を使って、私のやる気スイッチを作りたいと思います。

前回書いた記事はこちらに貼ってありますので、ご興味がありましたらご覧ください。

まず、ハイディ・グランド・ハルバ―ソンさんが分けた8つの人間タイプからよると、私は”臆病者”でした。(仕事編)

臆病者タイプは以下のような特徴があります。

マインドセット:証明マインドセット
フォーカス:回避フォーカス
自信の有無:自信はなく不安定

特徴:
・周囲と壁を作り、いつも不安に駆られている
・プレッシャーに押しつぶされそうになっていて、予期せぬ事態に弱い
・新しい仕事には拒絶反応を示す
・自分を守ろうとする意識が強い
・ミスを犯すのを何より恐れている

では、このようなタイプの人はどのようにしてやる気スイッチを作るのでしょうか?

私の場合は以下のようにやる気スイッチを作るようです。

1.成長マインドセットを持つ
2.オンザジョブトレーニングで自信をつける
3.回避フォーカスを十分に生かす環境を作る

1.成長マインドセットを持つ

そもそも、マインドセットとは何ぞやというところですが、こちらは以前にチラッと説明しておりますので省略させて頂きます。

では、証明マインドセットの私はどのようにして成長マインドセットへ切り替えるのでしょうか?

そのやり方をみていきます。

ステップ1:目標を考えるときには「成長」を意識したものにする
     ①いつも自分がこうしたいと思っていることを書き出す。
     ②「学び」「改善」「発展」「成長」「前進」「将来的に」
      を自分の成長を意識して言葉に言い換えてみる。

■私の例(仕事編)
・私は営業で業績を残したい。
 →私は、営業で業績を残すために必要な知識を学びたい
・スムーズにお客様と話せるようになりたい。
 →スムーズにお客様と話せるようトーク力を身につけたい
・商品について詳しくなりたい
 →お客様に適切でわかりやすい説明ができるように、自社の商品について
  詳しくなれるよう学びたい

ステップ2:if thenプランニングをする
If thenプランニングとは、もし○○だったた××をするといったように、事前に「いつ」「何を」やるのかをはっきりと決めておくことです。

■私の例
もし、午前中に50件訪問できなかったら、午後は80件訪問する。
もし、話を聞いてくれる人が出てきたら、商品の話を最初にしないで雑談
 から会話をすすめる。
もし、インターホン越しに「結構です」と強気のお断り文句を言われたら
 馬鹿丁寧に「そうですよねぇ、十分間に合っていますよねぇ」と余裕で答
 える。

ステップ3:期待値を変えてみる
・視点を変えて物ごとをみていく。
・能力があれば、何でもすぐにうまくいくという考えを捨てる。
・困難や難題にぶつかったときには逃げたり手っ取り早く解決しようとした
 りせず、腰を据えて取り組むことも必要。

ステップ4:他の人と比べない
・比べるのは昨日の自分と今日の自分

ステップ5:根気よく続ける
・長年積み重ねてきた、凝り固まった思考はすぐに変えることは難しい。
・時間をかけてじっくり思考を変えれば変わることができる。

2.オンザジョブトレーニングで自信をつける

・いわゆるOJTでたくさん失敗をして「失敗しても大丈夫なんだ」と考え、
 上司から適切なフィードバックをもらう。

これが、自分だけではどうすることもできないため、難しいのです。
幸いにも、私はまだ新人の立場で上司や先輩方には、「みんなはじめのうちはできないんだから、たくさん失敗していいんだよ」と言われています。

そうは言っても、スロースターターの私は、恐らく周囲と比べても成長は遅いと思いますし、どこか逃げている部分もあります。

3.回避フォーカスを十分に生かす環境を作る

回避フォーカスの人が力を発揮する場所を作るには、以下の点を抑える必要があります。

①建設的な批判と悲観主義でアプローチをする
これは、自分の問題というより、周りの問題だと思います。
褒められても伸びない私のような臆病タイプの人間は、褒めるだけではな
く、マイナスな部分も言ってください。

②何を得るかよりは何を避けるべきかをはっきりとさせる
これは、自分でも対策ができると思います。
たとえば、私の場合、お客様に商品の説明をする際、必ず説明しなくては
いけないところだけを、ひとまず抑えておけば、マイナスにはならないの
です。

なので、私はよく先輩に必要最低限、説明するべきことをまず、教えてもらうように聞いています。

③出されたアイディアを分析し、評価をしてもらう
これは、自分の問題というよりも、相手側の問題ですね。
まじめで思慮深い回避フォーカスの人には、分析を担当させるということでしょうか。

ただ、これもなかなか職場によっては難しいかもしれませんね。

④じっくりと仕事に取り組めるようにする
これ、本当に重要だと思います。
以前、働いていた職場ではじっくりと仕事をしたいのに、周りが話しかけてきたり、電話の対応をしなくてはいけなかったりで、なかなか、じっくりと仕事に取り組めませんでした。

当時、私がしていたことは、誰よりも朝早くに来て仕事をすることでした。
あとは、隠れて休日出勤等もしていましたが、こっちの方がはかどるんですよね。

ただ、今の職場ではじっくりと仕事に取り組むような仕事はまだ任されていませんので、今のところ、この環境作りは必要ないのかなと思います。

⑤具体的な指示を与える
これも、とても重要だと思います。
抽象的な指示ってなかなか伝わりにくいのです。
事実だけを知れれば良いのです。

今の職場でよく言われることがあります

「頑張れば結果がついてくる」

これ、一度は言われたことのある人もいると思います。
私にとっては、不思議でならないのです。

どのように頑張れば良いのかがわからないからです。
正直、言っている本人も特に何も考えていないと思います。

ですが、私はどのような手段をつかって頑張れば良いのかがわからないのですね。

最近の私は、抽象的な指示でよくわからなかったりすると、聞き返しています。
上司や先輩は、当たり前のことでも、新人にとっては指示されたワードが初耳ということも多いのです。

今でも苦戦していますが、当たり前のように難しい業界用語を使ってくるので、しつこいとは思うのですが、わからないことは聞き返すようにしています。

⑥決断をするときにはマイナス面を考えさせる
これは、自分で物事を判断するときにも使えると思います。
Aの選択肢とBの選択肢があった場合、リスクも考えるということですね。

・最後に

改めて心理学って面白いですよね。
凝り固まった考えを変えるためには、相当な時間を要するとは思います。
私も、この本を買ってから2か月程経ちますが、まだまだ、思考が完璧に変わったという実感はありません。

また、全てのことを実践しようとすると、周りを巻き込まなくてはいけないため、これもまたハードルが高くおっくうになってしまいます。

私はできるところから始めてみる!で良いと思っていますので、自分のペースでゆっくりとやる気スイッチを作り上げている最中です。

実践していくなかで、他人と比較をしなくなったことは、大分気持ちが楽になったのは事実です。

正直、語学学校に行っている時は他人と比較ばかりしていて、メンタルが弱まっていた時期がありましたので、その時にこの本にであっていれば、英語の上達が伸びたかもと思ってしまいます。

過ぎたことを言っても無駄ですので、今は仕事に対してのやる気スイッチと、この、noteのやる気スイッチ作りに専念していきたいと思います。

以下、参考にさせて頂いた本のリンクを貼らせて頂きます。

以下関連するnoteの記事のリンクを貼らせて頂きます。




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