見出し画像

私のやる気スイッチの作り方はここにあった!

私のやる気スイッチはどこにあるのだろう?
と思ったことは誰にでもあるはず!

でも、いくら探してもやる気スイッチがみつからない…
そんな方もいるはず!

私もやる気が上がらなくて、やらなくてはいけないことを後回しにしてしまったり、諦めてしまったりすることが多いのです。

そこで、今回は以前「本が苦手な私が読めたおすすめする本」に続き、またまた、勝手にやる気スイッチの見つけ方を教えてくれる本をご紹介したいと思います。

今回、ご紹介する本は「やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学」です。

この本も言わずもがな、DaiGoさんがおすすめしていた本であり、めちゃくちゃ簡単で読みやすいのが特徴です。

本屋さんやAmazonなどでは、以前おすすめさせて頂いた、「やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学」といっしょに、置いてあったり関連商品として出てくることが多い本です。

・8つのタイプと3つの軸

まず、やる気スイッチを作るために、著者であるハイディ・グランド・ハルバ―ソンは人間のタイプを8つに分けています。

①中二病
②うざいやつ
③臆病者
④退屈な人
⑤やる気の空回り
⑥まじめな見習い
⑦新星
⑧熟練の匠


そして、このタイプに加えて、マインドセット・フォーカス・自信の有無の3つの軸を使って、やる気スイッチを作るのです。

ざっくりと私のタイプをまとめてみました。

■私の例(仕事編)

タイプ:③臆病者
マインドセット:証明マインドセット
フォーカス:回避フォーカス
自信の有無:自信はなく不安定

特徴:・周囲と壁を作り、いつも不安に駆られている
  ・プレッシャーに押しつぶされそうになっていて、予期せぬ事態に弱い
  ・新しい仕事には拒絶反応を示す
  ・自分を守ろうとする意識が強い
  ・ミスを犯すのを何より恐れている

この特徴、かなり当てはまっています。

・やる気スイッチの作り方

では、こんな私はどのようにやる気スイッチを作れば良いのでしょうか?

私のようなタイプは以下のようなやり方でやる気スイッチを作るようです。

1.成長マインドセットを持つ
2.オンザジョブトレーニングで自信をつける
3.回避フォーカスを十分に生かす環境を作る

この、3つを意識すればやる気スイッチが出来上がるんですね!

でも、あまり聞き慣れない言葉もあるので、少しだけ言葉の意味と解説をみていきましょう。

・マインドセット

私の場合、証明マインドセットから成長マインドセットへ切り替えなければならないということですね。

そもそも、マインドセットとは考え方の癖や思考傾向のこと。

照明マインドセットとは自分の能力の証明に焦点をあて、人に自分の能力を見せつけて認めさせようとする思考傾向のこと言います。
簡単にいうと、自分と他人を比べる人です。

一方、成長マインドセットとは、自分が向上していくことに焦点をあて、他人の目をあまり気にせずに行動できてしまう思考傾向のことを言います。
簡単にいうと、自分は自分、他人は他人と割り切って他人の目を気にしない人です。

・証明マインドセットから成長マインドセットへ

人間、考え方の癖を変えるのはなかなか難しいですが、この本では証明マインドセットから成長マインドセットへ考え方のシフトチェンジの方法を教えてくれています。

証明マインドセットから成長マインドセットへのシフトチェンジの方法は以下の通りです。

ステップ1:目標を考えるときには「成長」を意識したものにする
ステップ2:if thenプランニングをする
ステップ3:期待値を変えてみる
ステップ4:他の人と比べない
ステップ5:根気よく続ける

詳しい方法はまた後日、ブログにて書いていこうと思います。

・フォーカス

では、フォーカスとは何でしょう?
フォーカスとは、簡単に言えば考えの方の重きの置き方です。
こちらも獲得フォーカスと回避フォーカスに分けることができ、私の場合は回避フォーカスでした。

獲得フォーカスは人の称賛を得ることを動機づけられていますが、回避フォーカスの人は批判を避けることに動機づけられるようです。

私は、回避フォーカスでした。
こういった人に過大評価は禁物です。
実際に私も経験済みですが、他人から褒められすぎると、かえって胡散臭く感じてしまい、やる気があがらないのです。

自分でも自負していますが、かなりのひねくれ者で天邪鬼なのです。
今の仕事でも過大評価されることが多いのですが、とても半信半疑です。

おそらく、会社側はたくさん褒めて辞めさせないよう、自信をつけさせようとしてくれているのはわかるのですが、それでは自信が持てないのが正直なところです。

こういった回避フォーカスの人には、以下のような手段で対応をしてください。

1.建設的な批判と悲観主義でアプローチをする
2.何を得るかより何を避けるべきかをはっきりさせる
3.出されたアイディアを分析し、評価をしてもらう
4.じっくりと仕事に取り組めるようにする
5.具体的な指示を与える

回避型の私にとっては、このやり方がとてもしっくりきます。

・オンザジョブトレーニング(OJT)

そして、どうやら私はオンザジョブトレーニング(OJT)で自信をつけた方が良いとのことです。

最近の会社では新人さんへの研修の一環として取り入れているところも多いのではないのでしょうか?
この、トレーニングでは仕事上必要な知識を身につけさせ、何度も成功体験を繰り返させて自己効力感を上げることが目的です。

ちょうど私は、7月に入社したばかりなので、新人として研修も多く先輩方と一緒に組んで仕事をすることが多いです。
会社からはOJTとは言われていませんが、私はこの今の仕事の仕方をOJTだと思って取り組んでいます。

よく言われるますが、新人のうちにたくさん失敗しておく。
そして、自信をつける!

・最後に

私は、この本を読んでから、少しずつ意識を変えていきました。
ですが、まだまだ甘いのか、またダメなときの自分に戻ってしまうときもあり、定着しきれていないのが現状です。

営業職という職業柄、他の人の業績が気になるところです。
他人と比べがちになると思うのですが、私は私なりのやり方があって自分は自分、他人は他人と考えるよう意識をしていたため、周りの業績は全く気になりませんし、興味も今のところ出ていないです。

ただ、このタイプ分けは誰しも1つしか当てはまらいということはないと思うんです。

営業の仕事は③だけど事務仕事に関しては④だなとか、また仕事以外のことにも別のタイプが当てはまったりすると思うので、自分を分析して、自分にあった方法でやる気スイッチを作り上げることが大切なのではないかなと思います。

また、今回の記事は本に書いてある本の一部のことでしかなく、人によっても解釈が異なるかもしれません。

ただ、言えることは、この本は自分のためになっており、なんといっても読みやすくわかりやすいのです。

自分を変えたいと思っている方にはおすすめです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
もしよろしければ、こちらのブログも読んでみてください。


この記事が参加している募集

読書感想文

あなたの大事なお金です。サポート費はいらないです。それでも、サポートしたい!と思って下さる方、ありがとうございます。