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障害とは?

パラリンピックが開幕しましたね。東京開催ということでテレビでも放映されています。

卓球の試合を観ていた長男が言いました。

「障害がなさそうに見えるね」とポツリ。

うん、わかる!ラケットを振るフォームやピンポン玉への反応は、オリンピックでみた卓球の試合とそれほど変わらないように感じたから。

障害の程度によってクラスが分かれているということでネットで調べようとしましたが、公式のHPはアクセスできず、詳細な情報を試合中に知ることはできませんでした。


さて。
今回私が気になったのは、障害の程度という言葉。

日常生活では、障害の有無や、障害者手帳の有無、病気や疾患の有無で括られて、判断されることが多い。

でも、実際はそんなシンプルな話ではない。人間誰しもが個性や特性、性格があるように、
障害者が持つ障害の内容もそれぞれ違う。
障害者に関わる人にしかわからないことなんじゃないかなと正直思う。

身体障害、知的障害、発達障害といろいろあるけど、私がその違いを知ることとなったのは、知的障害のある次男が産まれてからかなと思う。

身体障害があっても知的に問題なければ、普通にデスクワークができる。
知的障害があっても身体に問題なければ、ある程度の運動はできる。(身体を動かすための神経伝達には影響があるだろうけど)
私は、そんな当たり前のことすら理解してなかった気がする。障害があるからすべてのことにサポートが必要というわけではないのだ。

だから知的障害がある次男に接する時も、
「何を困っているのか?」「何を助けてほしいのか?」を見極めて、自分でできる可能性があることは助けないようにしている。よく観察して、次男に関わってくれる人たちの話を聞きながら、無理のない範囲でチャレンジさせている。
「自分でやる!」と言わず、やってもらえるならやってもらいたいタイプの次男なので、気をつけないと過剰に甘やかすことになってしまうのだ笑


どんなサポートが必要なのか、
(パラリンピックを始め)どんなルールなら公平になるのか、
その人それぞれに向かい合ってみないとわからない。

だから、私は、次男や我が家を助けてくれる人たちには、どんなことに困るのかを臆せず話すようにしている。(興味本位な人には濁すけど苦笑)

そして、今回のパラリンピックを、どんなルール変更をしているのかに注目している。もしかしたら、次男が生きていく上で参考になることがあるかもしれないから。日々、勉強させてもらってます。

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