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仕事とは人生を彩るもの。発酵ドリンク教室を「楽しい、面白い!」があふれる場所に【修了生インタビュー】

「自分らしく働きたい!」という強い思いから酵素ドリンクの講師資格を取得し、発酵ドリンクの教室「Nanea〜hakkou school〜」を運営する福浦 亜紀さん。さらに多くの人に発酵ドリンクについて学んで、リラックスする時間を過ごしてほしいと考え「MyWorkわたしの仕事プロジェクト」に参加しました。講座やメンタリングを通して、新たに自分の事業の軸を見つけ、一歩ずつ前に進んでいらっしゃいます。

MyWorkに参加して、どのように自分らしい働き方を形にしていったのか。そして、教室で身につけてほしい発酵ドリンクの魅力や、参加する方に伝えたい思いをお話しいただきました。

__福浦さんのMyWork、取り組んでいる事業は何ですか?

発酵ドリンクの教室で参加者のみなさんに「健康」と「笑顔」を届けたいと思っています。まずは、教室に来る人に発酵ドリンクで「健康になってほしい」。そして、もう一つ大切にしたいのが受講生を「笑顔」にすることです。教室を「楽しい、面白いがあふれる場所」にしたいですね。

教室の名前は「Nanea〜hakkou school〜」です。Nanea(ナネア)は、興味深い、魅力的、楽しいなどの意味を持つハワイの言葉。教室に参加される方々にリラックスした、心地よい時間を過ごしてほしいという思いを込めています。

またロゴマークは、ブルーベリーをモチーフに作成しています。ブルーベリーの花言葉は「実りある人生」。自分が目指す教室にピッタリだと感じています。

__福浦さんが感じる発酵ドリンクの魅力、教室で伝えたいことは何ですか?

私の教室で作る発酵ドリンクは、減農薬の果物とお砂糖を容器に入れ、時間をかけて発酵させるものです。毎日容器をシャカシャカと振り、3か月ほどかけて完成させます。お砂糖が溶けて果物から出てきた水分に、炭酸水やミネラルウォーターを加えるとミネラルが豊富なジュースが出来上がります。

この発酵ドリンクを食事に取り入れると、腸がとても綺麗になります。しかも料理もおいしくなるので一石二鳥です。季節感のある果物を使うことができるので、味の変化がバラエティーに富んでいるという良さもあるんですよね。

また発酵ドリンクは、果物だけでなく野菜で作ることもできます。私はショウガで作ったものがお気に入りで、生姜焼きを作るときには必ず入れるほど。トマトや玉ねぎを使うと、ドレッシングに使うこともできますよ。

以前は私も、発酵ドリンク教室の生徒でした。その時感じたのは、発酵ドリンクのことを学んだり、作ったりする楽しさ。発酵ドリンクを知らない方や学びたい方に、私が感じたような楽しさを伝えられたらいいなという思いから講師の道に進みました。

「発酵ドリンク」を仕事にする!
ーー自分らしい働き方を探してーー

__「MyWorkわたしの仕事プロジェクト」に応募した経緯を教えてください。

普段は会社員として働きながら、発酵ドリンクの教室も開いています。平日の日中を会社での仕事に費やすと、くらしも大切にしたいのに「余裕がない」と感じることがあって.....。「自分らしく働きたい!」という思いをだんだんと強く持つようになりました。

そこで、学ぶことにしたのがアロマや発酵ドリンクについて。講師資格を取得し、発酵ドリンクの教室を身近な人に向けて始めることにしました。でも集客方法やマーケティングなどの知識がなく、今後どのように仕事として進めたらいいのだろうかという不安もありました.。もっと多くの人に発酵ドリンク作りを体験してほしい。そのために具体的な事業の進め方を学びたいと思っていました。

そんな時に、「MyWorkわたしの仕事プロジェクト」の募集を目にして、ピンときました。発酵ドリンクの知識を活かして「人生に彩りをもたらしたい」「自分らしい働き方を実現できるのでは?」と考えたことが応募の動機です。

「ひとりじゃない」
ーーMyWorkで出会ったメンターと仲間の存在の心強さーー

__「MyWorkわたしの仕事プロジェクト」に参加してみてどうでしたか?

伴走してくれるメンターの存在が心強く、安心して事業を進めていこうという気持ちになりました。メンターは、佐々木 よしみさん(プロジェクトの企画運営を担う「合同会社cocoto」と「一般社団法人スペースソラ」を運営)と藤吉 航介さん(NPO法人bankup)です。

佐々木さんには、一対一のメンタリングも担当してもらいました。佐々木さんも飲食店を経営されているので、質問に対してすぐに「それはこうだよ」と的確に返答してくださいます。豊富な知識と経験をもとにした具体的なアドバイスは、すごく参考になりました。

そして、同期のメンバーと出会えたことも受講してよかったことの一つです。メンバーが起業を目指して頑張っている姿を見て「自分もやらなきゃ」と意欲がわいてきました。現地でメンバーや講師の顔を見ながら講座を受けるとモチベーションが上がるので、できるだけ会場に足を運ぶようにしていました。

初めてマルシェに出店して、発酵ドリンクの販売をすることにしたのも、同期のメンバーからイベントがあると教えてもらったことがきっかけです。そのマルシェには、もう一人別の同期生も参加する予定で、プロジェクトを通して受講生同士のつながりができたこともありがたいなと思っています。

「楽しい、面白いがある教室」を目指して

__「MyWorkわたしの仕事プロジェクト」を受講して、どのような変化が生まれましたか?

プロジェクトに参加する前は、事業のビジョンがぼんやりとしていました。アロマの資格も持っているので、アロマもやりたいなと思っていたこともあって。

MyWorkが始まって最初に受けたのが「自分のやりたいを見つける・言葉にする(軸を立てる)」という佐々木さんの講座でした。そこで、「自分の強みや弱み」「仕事してやりたいこと、やるべきこと、できること」などを時間をかけて書き出していきました。

その中から事業のミッション・ビジョン・バリューを見出して、事業の軸を立てるのはとてもしんどい作業でした。でも、そうして考え続けたことで、今では「発酵ドリンクに絞って事業をしよう」という明確な軸が生まれています。

また、最初は自分の思いを言葉にして話すのが苦手でした。でも講座やメンタリングを重ねるごとに「こういうふうに話したいな」という思いが生まれ、言語化できるようになっていきました。

__福浦さんの今後の目標や夢を教えてください。

MyWorkの「マーケティング講座」で、具体的なペルソナを意識する重要性を学んだことから、主に30代の子育て中の女性に向けた教室を考えています。その世代には、日ごろの生活に疲れを感じている方も多いと感じていて。教室では子育ての話をしたり、日常の悩みを忘れて楽しく過ごしたり、笑顔になってもらう時間を提供したいですね。

現在は身近な人が集まる少人数の教室を開いていますが、これからは、たくさんの方に教室に来てもらえるよう計画しています。公民館や、「境港おさかなパーク」の調理実習室のような広い施設で、教室ができたらいいなと思っています。

私にとって、発酵ドリンクを教えるのは楽しい時間。なぜだかわからないけれど、ワクワクします。教室の終了時には「集合写真を笑顔で撮る」と決めて、参加してくださった方に心から楽しい、面白いと感じてもらえるように取り組んでいます。

まずは、発酵ドリンク教室に絞って事業を進め、ゆくゆくは塩麹や醤油麹の教室も展開していきたいですね。

自分らしい働き方を実現する道すじを立て、一歩を踏み出した福浦さん。発酵ドリンクついてお話しされるとき、表情がぱっと明るくなるのが印象的でした。自分の「ワクワク」を仕事にして、教室に来る人に笑顔を広げる。笑顔を絶やさず新たな道を切り開いていく姿に、「教室に参加したい!」と感じる方も多いはず。福浦さん、貴重なお話をありがとうございました。

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