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結婚式をあげる - 内覧会

今さらながら、試食会やウェディングフェアにもうちょっと行っておけば良かったな〜と思いつつ、箱根リトリートの内覧会の様子を記録しておきます。

箱根リトリートは、まだ運営会社が温故知新ではなかった頃ではありますが、宿泊したことがあったのでホテルエリアの雰囲気は把握していました。

緑の生い茂る森を抜けると現れるレストラン棟や、木立の隙間に立つ宿泊棟、小道を抜けた先にある浴室など、小さな建物が点在し、まるで箱庭のよう。自然と溶け合う感覚が心地よい場所です。

そんな経緯もあり、空間には絶対的信頼があったので早々に式の契約は済ませてしまった我々。とはいえ、内覧会のお知らせには、二つ返事で申し込みました。ヴィラエリアや料亭が見られる良い機会!

季節は、新緑が眩しい初夏の様相でした。

私たちが披露宴の会場としてお借りする料亭俵石は、かつて俵石閣という旅館が営まれていた場所です。明治時代、当時の実業家たちが仙石原を湯治場として発展させようと、開発を始めたことが起源だそうです。

俵石閣本館の建屋は東京の大森から移築された数寄屋造りの建築で、純日本的な様式を残す美しい空間には私も思わず溜息が漏れてしまいました。

いまは内装の一部がリノベーションされ、IDÉEの監修を受けた家具や調度品で心地よく整えられていました。このお部屋は控室になるかな?などと妄想して回る時間が楽しかったです。

内覧会では、俵石のランチコースを頂くことができます。簡単なお弁当を想像していたら、お重に入った美しい懐石を用意してくださっており、式当日への期待がますます膨らみました…

結婚式当日に前撮りができるので、一般客室のあるフォーレエリアをロケハンしつつ、コーヒーを飲んだりブラブラしたりと自由に歩き回る時間もありました。

内覧会のミッションとしてかなり上位にあがっていたのが、挙式エリアの確認。

想定していた俵石の裏庭は、シンボルツリーもありベストかな、と思っていました。が、実際に見てみると、スペースの横長な感じや建物バックのセレモニーにピンとこず…内心どうしよう…期待しすぎた…?と不安に…。

しかし…落胆している暇もなく、敷地内をウロウロしている時に目に入ったのが、スパの屋上。ここだ!と思いました笑

マウンテンビュー、プラベート空間、スペースサイズのどれを取っても、ここしかないと思わせてくれる場所でした。即刻プランナーさんに相談し、ホテルに確認していただくことに…後日返答だったのでドキドキでしたが、(ホテルの担当の方が良い方すぎるので)もちろんOKです、お返事を頂きました。

(この場所でセレモニーができたこと、本当に幸運だったなぁと終わってみて心底思っています。)

箱根リトリートでの結婚式は、本当に私たちが好きなように計画・実行させてもらえたなと改めて感じています。私たち自身も手探りで、「こんなことできますか?」「ここ使っていいですか?」とボールを投げまくりましたが、まだ前例が少ない分ホテルの皆さんも意欲的に協力してくださったのです。

(結婚式当日の話は当分先ですが…屋上デッキでの挙式を本当に実現させたのはお二人が初めてです、と仰って頂いたり、とにかく温かいサポートをいただきました。)

何はともあれ、Googleマップの航空写真だけでは分からないことだらけなので、内覧はできるだけ行くべき!と声を大にして言いたいです笑

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