夢を語ること -アキナちゃん・逢沢ありあちゃん-
生きていると、「将来の夢」を尋ねられる機会が何度か巡ってくる。
多くの人にとって、一番最初にこれを聞かれるのは、幼稚園や保育園のお絵描きの時間で、未来の自分を想像して描くよう言われた時だろう。小学校に上がれば、この質問は作文のテーマとして登場する。中学や高校では、進路希望調査という形で将来のビジョンを問われる。そして就職活動。この辺まで来ると、問われるのはもう「夢」というより「目標」だ。具体的で実現可能な将来の自分像を、親、指導教官、場合によっては友達や恋人などの親しい人に対