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アーバンデータチャレンジ2023 岩手県一関市で講演してきました。 #UDC2023

アーバンデータチャレンジ2023 中間シンポジウムで講演という形で登壇の機会を頂きました。
運営の皆様、小俣さん、呼んで頂きありがとうございます。

アーバンデータチャレンジって?

シビックテック版の開発コンテストだと思ってます。

オープンデータ活用して何か作ってそれを表彰する場で。モノづくり界隈だとヒーローズリーグのような役割なのかな?と思いました。

地域課題の解決を目的に、主に地方自治体を中心とする公共データを活用したデータ活用型コミュニティづくりと一般参加を伴う作品コンテストの2つのパートで構成されています。前者は2014-2018年の5年間に「地域拠点」と称して,各都道府県単位から1つづつ活動の核となる場を作りながら、地理空間情報の流通や利活用を日本各地で促進する活動を行ってきました。後者についても毎年、広く募集を行い、地域課題解決に資する優良な作品を表彰する取組を行っています。

https://urbandata-challenge.jp/#aboutudc

10周年とのことで、お恥ずかしながら今まで全然検知出来てなかったです。アンテナの貼り方ですね。

ツイートまとめたけど、ほぼ僕がツイートしてるだけの状態 みんなXにいないのかしら。名刺交換して頂いた方とFacebookで繋がったのでFB文化なのかも。

岩手県一関市で開催

一関市といえば岩手県の県南にある都市で、僕は地元がすごく近いです。

東北のこの辺です。
出典: 一関市のHP https://www.city.ichinoseki.iwate.jp/index.cfm/33,0,42,html

地元が近いから呼んでもらえました。ありがたや。

※ちなみに一関と書いてイチノセキと読みますが、駅の名前は一ノ関駅でノが入ります。昔は一ノ関って地名だったみたいですけど、色々あってノが消えたけど駅名はそのままになった。みたいな流れぽいです。 たぶんJRの言い分的にはノがあったほうが読めるよねって話だと思います。一関は初見だとイチセキって読まれる説。

プロトアウトスタジオの事例などの紹介

うまくプレゼン出来たかはさておき、とりあえずわんこサバ選手権の話で盛り上がってもらえたのでよかった()

ざっくりいうとプロトアウトスタジオでやってる内容の紹介です。
"スーパーでレジをしているおばちゃんが自分でアプリを作る"という世界を加速させる取り組みって感じです。

これ、最近よく使わせてもらってます。

実際にピックさせてもらったのはプロトアウトスタジオPEH2期のkanakoさんの内容です。

YouTubeでアーカイブも見れます。

時間配分全然出来てなかったのとどんな場なのか分かってなかったのでもう一回やり直したい感が強いです苦笑

「いわての遺跡を知ろう LINE Bot」作ったよ

話はさておき、あくまでプロトですけど、パネルディスカッションでオープンデータ活用してほしいチックな話が出ていたので会で紹介されていたデータを使ってLINE Botを他の人のプレゼン聞きつつ実装してました。

いわての遺跡地図というサイトを岩手県でやってるとのこと。

サイトの中のわんこきょうだい可愛いのにWebサイトにOGP設定されてないの残念すぎる

盛岡城跡公園って僕の学生時代のデートコースだったりしましたが、歩いてるときにすっとこういう情報を観れるといいよねと思ったりしたので作ってみました。

……ただこれだけだと意味がなかったり

やはり"それって自分でつくれるかも"を進めたいと思うなど

パネルディスカッションの中で私たちはテクノロジーは分からないので誰か解決してくださいといった話をしている人がいました。

(一応、パネル終盤で自分で作るの大事だよね話をしてくれて安心しました。僕の学生時代の感覚だと、こういう集まりだと僕たち課題持ってます、作る気はありません誰かやってください。って話をしている人しかいない印象だった)

プロトアウトスタジオでは、自分がテクノロジーを扱えるようになるのは一歩目でしかないとしていて、その先の誰かに使ってもらったり、周囲の人を巻き込んだり、コミュニケーションをとっていくところが重要ですよねという感じでカリキュラムには周囲巻き込みについてかなり重点的に入れてたりします。

そのときに大事になるのは、作ったものをブラッシュアップしたりコミュニケーションとったりしていくモチベ(熱量)があるかが重要だと思っています。

先ほど↑作った遺跡のLINE Bot、僕は特に何もモチベないので誰かに使ってもらおうって感じで広げる活動もブラッシュアップもたぶんしないです。
オープンデータを使って30分で作れたってだけで、その先にはつながりません。

その先につなげるためにはやはりモチベーションが噛み合ってる人や課題感を持っている人が自分でこういった実装スキルを持った方が、その先にも繋げていきやすいんだろうな と改めて思ったりしました。

プロトアウトスタジオでは、結局1歩目を具体的にどうするの?の解を作ってるつもりです。

それって自分で作れるかも、
って時代なので何かを解決したいって思ってる人が一歩踏み出す気持ちが大事


UDCという取り組みの素晴らしさを感じた

…少し懐疑的な感じに書いてましたが、そもそも地域を良くしたいという思いで行政民間教育機関とさまざまな文脈の人が集まる場、交流があって会話ができる場は本当に素晴らしいなと感じました。

一関にこんなに色んな人が集まってくれるなんて本当にありがたいですね。(あの辺の出身者立場として)

考えるきっかけ、何かやってみたを共有できる仕組み、割と役割として確立しているようにも感じました。
継続していくのが大事だと思いますが、運営している人たちが楽しんで集まってる様子に安心感を得ました。運営がギスギスしてると続かないですからね。。

このままでも役割は確立しているような気もしつつ、加速させたいという思いを持っている人もいて、僕もプロトタイピングや教育文脈で刺さっていけるポイントを探ってみたいと思わせてもらった場でした。

何かアクションつながるといいなというところです。

改めて運営の皆さんありがとうございました。お疲れ様でした!

応援してくれると喜びます。