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キービジュアルのデザイン(イラスト編)

こんにちは。株式会社Relicでデザイナーをしているninoです。

Webサイトやランディングページなどの制作で必ず必要になる、キービジュアル。今回は最近制作した、「たとえばこんなキービジュアル」イラスト編です。

デフォルメ

定番の、フラットデザインで人をデフォルメしたもの。最近はザラザラとした質感を感じられるようなものを多く見ます。グラデーションと相性が良く、温かみが生まれます。

オフィスの風景を2色で制作してみました

より立体的に見せるときは、上のようにパースを工夫すると奥行きが出ます。この場合は魚眼レンズのパースを使っており、単なるアオリや俯瞰の構図よりもインパクトを与えられます。

また、自然界に存在するものとして「光と影」をイラストの中に足してあげることで、キービジュアルにリアルさやメッセージ性をもたせることができます。この場合、光源がブレないようにすることが重要です。

奥行きプラス、「光源」を意識する

アイソメトリック

いわゆる「等角投影法」、ナナメ上から見た図です。少し前に流行り、いまだに根強い人気を誇ります。人を沢山配置でき、いわゆる箱庭の雰囲気が出せます。有料素材も多くありますが、簡単なアイソメはイラレの「3D機能」で作れるので、オリジナルロゴのシェイプを利用して、その周りに配置するなどするとキービジュアルに独自性が生まれます。

「Relic」のまわりに配置する


タイポグラフィ

図形が文字をかたどっているようなもの。単純なパーツから成り立っているので、アニメーションがつけやすいかもしれません。言わずもがなフォントでベタ打ちするよりも、グラフィック寄りにできます。

たとえば、こんな感じ

ポイントとしては、シンプルな直線や四角形・円のみで構成すること。文字の特徴をきちんと捉え、簡略化してもいいラインを見極めること。(CとGはどんな違いで読み分けられるのか、等)そして何より、読めなさそうで読めるのギリギリを攻めること。

おわりに

イラストのキービジュアルは写真に比べると抽象的なので、特定のイメージを抱かせないようにすることができて、かつ手軽にスタイリッシュさを持たせられます。
ぜひRelicで一緒にデザインしましょう!

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