見出し画像

韓国へ行って感じたこと

はじめに

先日、韓国へ行ってきました。外国は何か国か行ったことがありますが、韓国へ行くのは初めてで、どんな雰囲気なのかはあまり調べずに行きました。僕自身、韓国にいい印象を持っていませんでしたが、結果としては、思っている以上に悪い国でも、良い国でもありませんでした。日本は韓国を手本にすべきと言われるとそんなことはなく、現地の韓国人の方もそう仰っていました。ただし、日本も韓国を真似すべきところを見つけました。今回はそういったことを書いていきたいと思います。

平和ボケと戦時中

日本と韓国を比較したときに、韓国は素晴らしい国だと言う左翼の方々がいますが、そこまで居心地のいい国とは思えず、現地の人たちもそう思っている人もいました。日本が韓国に負けていると思ったのは、安全保障に対する考え方です。左翼の人からすると素晴らしい国である韓国ですが、おそらく韓国の安全保障に対する考えが素晴らしいと言うことはないでしょう。
ソウル市内の一部の地下鉄の駅はシェルターとなっており、地下の深いところに電車が通っていました。そして、シェルター代わりとなっている駅には非常食等が常備されており、日ごろから有事に備えていることがわかります。街中でベレー帽をかぶった軍人さんが歩いており、他国であれ国を守っている人はかっこいいと思いました。いつ戦争がおこって、対処できるように日ごろから備えていることがわかります。彼らから戦争を仕掛けることはありませんが、仕掛けられた際にどうすべきかを具体化し、それに基づき対策をしています。一方、日本ではシェルター代わりになる地下駅は存在せず、ウクライナ有事になってから検証し始めて、そういったことが大々的に取り上げられるようになりました。戦後70年以上、日本で戦争が起こっていないからそういった結果に繋がったのだと思います。日本でも自衛隊の方を見かけますが、街中で見かけることはあまりありません。自衛隊の方を見かけるとやはりかっこいいと思います。国を背負っている人たちは覚悟が違うように思えます。韓国が安全保障に対してここまでシビアに考えているのは、北朝鮮との朝鮮戦争が終わっていないからです。朝鮮戦争は1950年に始まり、1953年に休戦協定を締結しているだけで、戦争自体が終わっていません。つまり、いつ戦争が始まってもおかしくない状態です。北緯30度線は暫定的な国境であり、正確な国境ではありません。おそらく防空識別圏ぎりぎりかまたいでいる可能性はあり、ソウルへ着く飛行機もこの国境を意識しながら飛んでいることがよくわかります。しかも、ソウルと北朝鮮の国境は50kmもなく、北朝鮮と非常に近い都市で、常に北朝鮮の危機にされされていると言えます。日本では韓国のように、現在、戦争している国はありませんが、現在の東アジア情勢や世界情勢を勘案すると来るべき有事に備えるべきです。そういった意味では韓国は現実を見ており、しっかり対策をしていると言えます。日本は安全保障に対する考え方に関しては韓国を手本すべきだと考えています。来るべき有事は遠い未来でない可能性が非常に高いからです。


日本は韓国と仲良くすべきなのか

韓国とは歴史的につながりがあり、古代の中国文化は韓国経由で日本に入ってきており、日本と似たような建物や仏像が多いです。仁川空港にレプリカではありますが、新羅で作られた半跏思惟像が置かれていました。広隆寺の弥勒菩薩像とよく似ています。古来より韓国とはつながりがあります。地理的にも近いので、日本と韓国が仲良くすることに越したことはありません。

仁川空港の半跏思惟像


しかし、韓国の言い分をすべて受け入れるような弱腰では浸けこまれるだけです。彼らが日本に求めているのは対等な関係ではなく、主従関係を求めているだけで、日本としては対等な関係を構築すべきです。左翼が主張しているようなことを受け入れる必要はなく、向こうにすり寄る必要はありません。
韓国と仲良くするために何をすべきなのか、それは慰安婦問題や徴用工(募集工)問題について、韓国がすべて解決したことを認め、掘り返すようなことをしないと約束させるべきです。仮に破った場合はホワイト国認定から除外し、制裁を加えるべきで、毅然とした態度が対等な関係を築く方法と考えています。弱腰になければなるほど、向こうはゆすってくるだけです。
そして、竹島を韓国が不法占拠している事実を認め、日本であることを政府として認めさせるべきです。竹島が韓国領であるという宣伝が地下鉄のデジタル広告で流れていました。そこに書かれているのはいかに日本が悪者で、韓国が被害者であるかのような書かれ方をしています。確かに日論戦争から第二次世界大戦で韓国も被害を受けていますが、すり寄りたい国をこき下ろし、誇張しているような広告を公然と流すべきではありません。空港へ向かい電車で日本人として不快な気持ちになりました。あれを普通の神経をした外国の人が見れば、民度が低いと思われるでしょう。

韓国の竹島の政府宣伝

韓国の国会前ではほぼ毎日のようにデモが行われており、そのデモの様子が異様としか思えません。日本でもデモはありますが、あそこまで無節操ではありません。集会・結社の自由が認められているとは言え、節度あるデモが必要で、暴徒化するようなことは明らかに認められた自由から逸脱していると言えます。韓国国内の不満が高まると、それを逸らすために日本を攻撃するようなことを繰り返します。そのわりに日本から援助を求めようとします。その典型がこういった無節操な反日デモだと思います。そういった無節操なデモを嬉々として取り上げる日本メディアもまた節操がなく、節操のある国を無節操にさせるようなことをさせてはいけません。こういったことが報道の自由度ランキングを下げているだけと気づくべきです。

国会前のテント


国会前


日本と韓国が仲良くなるために日本の歩み寄りが必要と言うのは全くの嘘で、韓国がけしかけているだけで、韓国がまともになれば、良好な関係を築くことができるはずです。韓国がまともになるまで、日本は毅然な態度で接するべきです。

最後に

韓国に対する印象が変わったかと言えば、現実的な印象になっただけで、良い印象になったわけではありません。一部の韓国の会社も日本相手に高飛車で出てきて、自らの無能さを隠そうと、関係のないことをさせたりや責任転嫁を平気でしたりします。こういった国に対していい印象を持つことは無理があります。K-POPカルチャーの影響が凄まじく、日本でも席巻しています。個人レベルでの付き合いはよくできそうですし、僕も仲のいい韓国の人はいます。しかし、国同士や企業同士のような団体になると難しいと思います。韓国は悪いところだけでなく、日本も韓国を見習うべきところもあります。安全保障については韓国を見習い、来るべき有事に備えるべきです。反発されようが自分の国を守れるのは自国だけであると痛感している国に返すべきです。韓国と日本が仲良くなるためには韓国が大人になるべきで、日本が歩み寄る必要はありません。韓国は知れば知るほど、不思議な国です。

この記事が参加している募集

noteの書き方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?