【絵画によせて/詩】No.7
俺がかつて見るはずだったもの
感じるはずだった手触りと臭い
味わうはずだったご馳走
過程と労力を素通りして それさえ知らずに気づかぬまま
整然と並べられた断片をスーパーで買って 口にするが
何も感慨はなく 別に普通じゃね?
苦労をせずに手に入れたものは
脳に引っ掛からずに落ちる
かつて見るはずだったものも
いま見ているものも
慣れてしまえば 別に普通じゃね?
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俺がかつて見るはずだったもの
感じるはずだった手触りと臭い
味わうはずだったご馳走
過程と労力を素通りして それさえ知らずに気づかぬまま
整然と並べられた断片をスーパーで買って 口にするが
何も感慨はなく 別に普通じゃね?
苦労をせずに手に入れたものは
脳に引っ掛からずに落ちる
かつて見るはずだったものも
いま見ているものも
慣れてしまえば 別に普通じゃね?
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