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目は肥えても据わらないように


タイトルは日々気を付けようと決めていること。


人は様々な経験を経て大人になっていく。
多くの経験を重ねるほど慣れが生じ、
良くも悪くも落ち着きに変わる。

その慣れがもったいない働きをしないように気を付けたい思うことが増えた。

もちろん常に初心とはいかないが、視点を変えたり、楽しむことは忘れてはいけないなと思う。日々の反省でもあり、目標でもある。

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そんな今回は5個目の記事ということで「旅向いてない芸人、旅に出る」という話を少し長めに綴る。

BUCKET LISTの夢「タイのコムローイ祭りに行く」を叶えてから1ヶ月が過ぎた。
感覚的にはもっと前のことのように感じる。
慣れないバックパックに、たくさんのワクワクを詰めて行ってきた。

私は、インドアかアウトドアかと言われれば、正直インドアの圧勝。

夏は熱中症、冬は風邪ときどき冬眠が恒例行事。
移動手段は、体力の関係上、快適さを求める。

自他ともに認める、いわゆる"旅向いてない人"だ。


それでも憧れはあった。

だから、去年は旅にたくさん関わった。絶景の本、旅に出た人の話、わくわくが止まらなかった。
心が震えるのがわかった。

…関わるにつれ、漠然とした遠い夢だったものが、次第に色づいていくのがわかった。

そして、たくさんの夢に触れた。

ちょうど1年前、夢の話を聞きながら自分は涙を流していた。1人1人の大切な夢を受け止めるのに必死だった。

なぜこんなに泣くのか、自分でも半ば理解できないくらいには泣いた。それだけ真剣だったんだと思う。

そこで関わった人、出会った人たちは今でも自分の宝物。この続きは、また別の記事で。

🐘

今回の旅は、大好きなりっきーと姉妹旅。
ハッシュタグは#DREAM姉妹旅 と #ななりき旅
とにかくはっちゃけて、笑って笑って笑った、そんな旅の話。

まずは0ヶ国目の沖縄
大好きな人たちと再会、美味しいごはん、目を奪われるくらい素敵だらけな場所。

去年の7月初めて行った時は、右も左もわからなかった沖縄が、気づけば思い出深い場所になっていた。もう3度目まして。それでも、まだまだ見たことのない表情がたくさんあった。


それぞれの道で頑張る友達と話す時間は楽しすぎて、何度だって訪れたくなる沖縄。みんな忙しい中ありがとう。そんな沖縄にしばしの別れを告げて、タイへと向かう。 


︎ ┈┈ ✈︎
そしてタイ、バンコクへ
高校の修学旅行ぶりの海外、パスポートを手にいざ。

入国審査の感じはやっぱ緊張。
何か聞かれるかな?答えられるかな?ってなるけど、結局、今回も何も聞かれなかった。笑

タイの空港にはたくさん強そうなやつ(シーサーみたいなやつ)がいる。最初の感想はそれ。
姉妹共にボキャ貧の模様。

スワンナプーム空港は、空港泊している人も多いし、コンセントもあるし、結構生活できそうなくらい綺麗で整っていた。

タイに着いて最初に買ったのはカフェオレ的な飲み物。ちゃんと買えたってレベル。笑 


︎ ┈┈ ✈︎
続いてチェンマイへ国内線で移動。
日本では国内線と国際線が離れた位置にあるから、その感覚で移動して焦った出来事もあったけど、お守りで持って行ったWi-Fiが活躍してくれて無事に済んだ。

安心したのか、飛行機に乗ってすぐ2人とも爆睡したから、離陸する時の記憶なし。笑

無事に着いてすぐホテルのチェックインのためタクシーを探す。

海外のタクシーは、少し注意して乗らないと危ないという話をよく聞いていたので、少し警戒しつつ、お金払う役と荷物取り出す役で分担してた…

けど全然大丈夫だった。お金も相場だし、荷物の取り出しも手伝ってくれて、優しかった。

今回、宿はセキュリティ面も考慮してホテルにしたけど、良い宿だった。アメニティもついて、朝ご飯もついて1人1泊1,000円くらい。
タイの物価の安さを感じた。受付の人も毎日笑顔で迎えてくれるから、つられて笑顔になる。タイの人の笑顔は本当に素敵すぎる。

ここからの5日間は、目新しいものだらけで、時の流れが気にならないくらい、その時々の出来事に肌で触れ、目に焼き付けた。

ディズニー映画、塔の上のラプンツェルのモデルとなった、コムローイ祭りに参加し、天灯(中国やタイの熱気球:タイではこの天灯を"コムローイ"と呼ぶ)で空に明かりを灯した。言葉では表しきれないくらいの絶景に震えた。

コムローイを上げる前、瞑想の時間があった。
目を閉じて、深い呼吸をする。
タイの僧侶が全体に向けて優しい素敵な言葉をかけてくれる。タイ語、英語、日本語で平和を願う時間。じわじわと染み渡ってあったかい気持ちになった。

そこから準備を始める。
コムローイにそれぞれの願い事を書き、合図を待つ。
カウントダウンが始まる。

スタートの合図と共に流れた音楽は未だに耳に残ってる。一斉に空に明かりが灯る。凄すぎて、ただただ「うわぁぁぁ、、!」としか言えなかった。

タイに行く前に何人かの人に話を聞いて行ったが、1つだけ私から言えることがあるとすれば、コムローイはチケットを取って会場で見るのを勧めるということ。

街中でも上げることも見ることもできるけど、そこはきっと妥協しない方が良い。

会場の中では、チケットでご飯が食べられて、
川に流す花の灯篭を手作りできて、
綿花から糸を紡ぐ体験もできる。

詳しく書きたいけど長くなるので割愛。

何より、ここで見る景色は他には変えられないものだと思う。


像に乗るツアーにも参加した。
エレファントライディングの他、バンブーラフティング、ウォーターフォール、民族の村への訪問など内容豊富。

ツアー参加者は15人くらい。カナダから来たご家族やドイツから来た人など様々。みんなフレンドリーに声をかけてくれた。ツアーガイドさんは、もはや私たちのカメラマンのように接してくれた。

像は、段差の上り下りの時かなり不安定できゃーきゃー言いながら乗って、竹のラフティングでは枝にぶつかりそうになるし、民族の村ではニワトリとヒヨコが近くを普通に歩いてたりする。このツアーは、相当刺激的だった。日本では考えられないくらいの価格で参加できるから、おすすめ。

ただ、そんなツアーの中で、もどかしさを感じた。
英語が話せないことへのもどかしさ。

頑張って話しかけても、会話を続けられない。

日本でする相槌だと、興味を持って聞いていても、リアクションが薄いと感じられてしまうらしい。日本ではなかなか感じられないことだと思った。

俗に言う、暗記英語のままではダメだなと思い知らされた。それでも相手はゆっくり話を聞いてくれるし、話しかけてくれる。申し訳なさとありがとう。もっと話せるようになりたい。

タイで出会った人は本当に優しい人ばかりだった。
世界の共通言語は"笑顔"だった。懐かしい。

ただ、言葉は必要だと思ったし、旅を楽しむためにも、礼儀としてもその国の仕来りなどの知識を持つことも必要だと思った。

アジア向いてなさそう、ぼったくられそう。 そう言われながら、行ってきた。 お腹壊さなかったし、ごはん美味しかったし、めっちゃ楽しかった。 前回、高校で台湾に行った時は、友達とびびりすぎて飲み水で歯磨きした記憶があるくらいの私。 そんな私が行って帰って来られたから、大概の人行けちゃうと思う。

これは、私からのアイメッセージ。

最後に、りっきーへ


夢を叶えるきっかけをくれて、たくさんフォローしてくれてありがとう。
最初は、カメラ持ってどこか遊びに行こう!から始まった今回、もはやチケットの取り方から教わる状態だった私、初心者すぎて申し訳なかった。もう自力で取れるよ!笑

これまでも仲良しだったけど、さらに距離が近くなった気がする。基本何かあっても笑い飛ばして過ごした1週間、姉妹旅が実現して相当嬉しかった!またどこかで会おう!

りっきーの世界一周の夢、応援してます。次会うのはいつかな?1年後、もっと前かな?元気にまたその向日葵みたいな笑顔を見せてください😊

DREAM姉妹旅、ななりき旅、これにて終わり。ここで得たわくわく、感動を忘れないように。これからも1個ずつ挑戦。
旅向いてない芸人、旅に出る 旅の記録🐘🇹🇭


[2017.10.30~2017.11.7]
2017.12.9 maru

#DREAM姉妹旅 #ななりき旅
#チェンマイ #コムローイ #最高の旅
#旅の記録 #旅の日記

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