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彼の本当の優しさとは

Twitterもフォローさせてもらっていて、いつもハッとさせられる学びがたくさんあるいずみさんのnote。

過去の私と、今の私を目の当たりにしているようでとても共感したのがこの記事でした。

どれだけ「してくれるか」

過去の私は、ここで全ての愛情を測ってた。

・彼が進んでデートプランを考えてくれてるか。
・サプライズをどれだけしてくれるか。
・お店を予約してくれるか。
・ご馳走してくれるか。

こんなところばかり気にしていた。
確かにこれも、愛情の一つになりうることもあると思う。

でも今の彼と過ごすようになって、本当の優しさって、こんなのと比じゃないくらい深いものだと知った。


何を「しないか」

今の彼は、

・私が言い出さないとデートの内容が決まらないことも多々。
・サプライズだったとしても、計画をわざわざ説明してくれる笑
・お店の予約なんて一回もない。
・誕生日以外、奢ってくれたことはたぶんない。ほとんど割り勘。

でも。

・私の好きなもの、頑張っていることを否定しない。
・傷つく言葉を絶対に発しない。
・私を不安にさせないようにしてくれる。(旅行中や飲み会のときは「着いたよ」「帰ったよ」の連絡を必ずくれるとか)
・私が話したいと言った時、逃げない。絶対時間を作ってくれる。

とか、プラスされる優しさというより、私が不安になったり、嫌な気持ちになったり、悲しまないような、マイナスにならないような「しない」優しさがたくさんある。


この間は、「大学の卒業式が終わったらたぶん飲みに行くけど、カラオケ行こってなって女の子の方が多かったら帰ってくるね」と自ら言い出した。

「なんで?」と聞いたら、「心配させたくないから」と。

私がお願いしたわけじゃなくて、彼が自らそう思ってくれた。


私もまだまだだけど、どうしても「ない」ものが強く浮き出て見えて、すっごく大切な「ある」ものを無かったかのようにしてしまうことがある。

そんな時、ノートに「彼への不満」と「彼がくれてる優しさ」を書き出すと、何倍もの「優しさ」があることを目の当たりにする。

「ない」に目がいく思考の癖は、こうやって少しずつ直してるところ。


「YOUのこれからこれから」ってYouTubeが大好きなんだけど、小藪がゲストで来ていた時の回がすごく印象に残ってて。

『週一、飲みに行く夫が終電で帰ってくるのが嫌だ』という相談者に対して、

「週一だけなのも十分、いい大人が終電で帰ってくるのも100点満点。このままだと思考が「もっと、もっと」になって、週一帰ってきても「もっと」と求めるようになる。それは結果、自分の精神が崩壊する。これだけ奥様に尽くしている人の行動を変えようとするのは、甘え。エゴでしかない。」

と。

「ある」優しさをちゃんと見ることの大事さを改めて感じた言葉だった。

お付き合いが続いている時点で(よっぽどなことが無ければ)彼の愛情はいろんなところに散りばめられているはず。

それは目に見えるものよりも、目に見えないものの方が多いかもしれない。


彼に、「あなたには『しない』優しさがたくさんで、そういう優しさが本当に嬉しい、ありがとう。」と伝えたら、「ありがとううううう」と逆に私が言われて、とっても嬉しそうにしてた。

彼の優しさに気づいたら、「気づいてるよ、受け取ってるよ、ありがとう」って、ちゃんと言葉にして伝える。

「もっと」と求めるよりも前に、私たち女性が何よりもしていかないといけないことかも。



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