「マイ・ブロークン・マリコ」見てみました！

永野芽郁さんのワイルドがスゴイ！！
私は清純な役柄のお姿しか今まで見たことがなかったのですが、新しい永野芽郁さんを見た感じがしました。映画の中では、口調も態度も悪いし叫んだりもするし、タバコも吸ってるしでヤンキー気質もあり、オラオラしていて男性的な性格の役を演じています。
でもなんだろう。違和感を感じずに見れるし、逆にその役に魅了されてピッタリと合っている感じがしました。
マリコのお骨を奪いに行くシーンでは怖さすら感じたところもありました。

マリコは幼い頃から父親に暴力を振るわれ、彼氏が出来る度にその彼氏にも暴力を振るわれ生きてきました。マリコ役の奈緒さんもこの役を演じるのに大変だったんじゃないかと思いました。役が抜けきれずそのまま自分もメンタルヘルスになってしまうんじゃないかと思うくらい、重たい役を演じていらっしゃいました。

マリコが自殺してしまい、亡骸も見れずに別れてしまった親友のお骨を胸に、シイノはマリコが行きたいと言っていた「まりがおか岬」へと向かい、マリコと最後の思い出を作ります。

この映画を見て思ったのは、大切な人がいるならどんな環境に自分がいたとして、どんな境遇に身を置いていたとしても、心を動かし今自分が出来る事を少々荒くとも精一杯やってこれからも「生き続ける」ということだと感じました。

役者さんたちの力強さに魅了されました。
今落ち込んでいる人がいるならこの映画を見てまた立ち上がる勇気を持って欲しいと思いました。
良かったら「マイ・ブロークン・マリコ」見てみて下さいね！