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小さな工務店の行う小さな仕事

私共は、お客さんからご依頼を頂き基本的な一連の流れとして、現場調査→見積→契約→工事となります。
うちでは、新築からリフォームまで大中小様々な工事のご依頼を頂くわけですが、小規模工事(例:水洗の取替え等)以外はこの流れですかね。
小規模の工事になると、私自身も職人となり作業を行います。たまに、「小規模工事でも専門の職人に任せるべき」といった意見も聞きますが、余程の難易度の高い工事以外は自分でします。笑 というよりも「自分でやるべき」だとうのが私の意見です。そのほうが、自分のスキルが身に付くし、お客さんの喜ぶ顔を直で見ることができ、仕事のやりがいも大きく楽しいです。もし、急ぎの工事で職人さんが手配できない場合でも、自分でしていまえば良いだけの話ですからね。(自分ができる範囲の工事)

小規模工事の例

1.手摺取付

長さ30cm程度の手摺
急な階段の手摺

これは手摺取付の一例です。手摺は壁の何処でも付けれるわけではなく、下地がある所に取り付けないとなりません。コツはビスがきちんと揉めるを下地をさがして施工する事です。

2.軒樋の取付

軒樋 
軒樋

古くなってくると割れたり、歪んだり、雨漏りしているのを見かける樋です。写真の樋は通称、半丸(はんまる)といったりします。特徴としては、価格が安く施工がしやすい事でしょうか。
昨年は雪害により樋が壊れて、掛替える工事が例年に比べて多かったです。樋にも多く種類があるのですが、弊社周辺の地域(古民家)ではこのタイプの樋が多いですかね。こちらも、少量なら私が掛替えます。ですが、簡単そうに見えてコツのいる作業です。材料の種類、屋根の出、勾配等考える事が多いです。

3.レンジフード取替え

取替え前
取替え後

40年ほど使用されていた浅型レンジフードを最近のレンジフードに交換しました。これは一般的には電気やさん等の専門業者さんが取付る事が多い事例ですが、調査をした結果、私でも取付加工だと判断し施工しました。
もちろん、問題なく動いています。笑
(※配線接続工事には電気工事士の免許が必要です)

最後に

DIYでもできないことはないけど、なれてないと少し難しい。そういった工事の一例を紹介しました。
私どものように小さい会社では、こうした小規模の工事をできるだけ自らの手で行うようにしています。人に任せる事も良いですが、自分のスキルアップや経験値も上がりますからね。若い方の建築業界離れは加速する一方ですが、作業する事の楽しさも伝えていきたいですね。
HPの事例でも載らない小さな工事は沢山ありますが、こういった形で少しずつ紹介していきます。


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