『くまのがっこう』が誕生して20周年記念だそうです。

わが家には、『くまのがっこう』関係書籍やグッズ（ぬいぐるみやパスケースなど）があり、長男が生まれてから集められているので、その半分、10年物がほとんどです。

本書は、作者あいはらさんの子どもたちへの想いと子育てのヒントがいっぱい詰まった子育てエッセイ絵本です。

累計200万部を発行し、日本を代表する絵本シリーズとなっている「くまのがっこう」。
この絵本シリーズは、作者のお子さんの誕生をきっかけに制作されたそうで、共働きの毎日の子育て生活の中で感じたもの、子どもたちへの様々な想いから絵本のストーリーが紡ぎだされています。

わが家にもある『くまのがっこう』の絵もたくさん入っていて、さらっと読み進められる絵本エッセイになっています。
「子育てはこうすると成功する」とか、「こんな食べ物が成長によい」とか、そのようなアドバイスはありません。
繰り返しになりますが、作者が子育てをする中で、感じたことや考えたことがそのまま綴られています。
また、絵本が作られた当初は全く売れなかったなど、制作秘話も載っていて、『くまのがっこう』好きにはたまらない内容となっています。

今日は少し優しく子どもたちに声を掛けることができそうです。

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