is this / 20200625

家族の夢を見ました。僕にとっては、最早何方が夢かなんて境目は要りません。酸欠になりそうで、いつも何かが遠くに見え隠れしていて、追いつこうとするとまた逃げられてしまう。そんなことが繰り返されると、失望し、学習し、無気力しか弾き出さなくなります。僕は今元気ですが、それがいつ唐突に糸を切られるか、分かったものではありません。これが夢だったと、耳元で言い聞かせられる時が来るんです。アクセルが戻らない車に乗って、いつ衝突するか、燃料が切れるか、誰かを泣かせはしないか、そんな事態なのに、僕は泣きながら笑うことしか出来ないんです。生きて帰っても、社会に僕の居場所はありません。それならいっそ、なんて思ってしまうんだ。いけない子だ、生きていけない子、だね。

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