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サポーター

私はサッカーが好きで。横浜FCのサポーターである。

この日曜日に、鹿島アントラーズに1-2で敗戦して2023年のシーズンが終了した。

来年からJ1チームの数が増えることもあり、今年の入れ替えは、最下位たった1チームが自動降格するというイレギュラーなルールだった。

開幕戦で得点源でもあるキャプテンが負傷、長期離脱し。その後エースストライカーが海外移籍。そんなこともあり、先週に最下位決定戦とも言える直接対決を経て、J2降格が決定した。

最終から二番目の、直接対決の最下位決定戦。ここで負けたら、ほぼ降格が決まってしまうという戦いは、ホームゲームだったが、0-1で敗戦。

悔しすぎて涙も出なかった。

私も悔しかったが、一番悔しかったのは、選手とスタッフだろう。その悔しさに比すれば、私の悔しさなど到底追いつかない。

それは、わかっている。でも、わかってはいても、悔しすぎた。


すべてをかけて。そして、魂を込めて一生懸命に挑んだ末の敗戦。願いが叶わなかったことへの悔しさ。虚しさ。私自身も、これまでの人生でどれだけ味わっただろうか。

横浜FCにしても、これで3度目の降格。いまだJ1にとどまったことが無い。


家内に、言われた。


もう、サポーターやめたら?


サポーターはやめられない。なぜならば、それが、サポーターだからである。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

気持ちを新たに、また、やり直そうか。あの東京ヴェルディでも、J1昇格に16年を費やしている。横浜FCは、さて、それを超えてしまうだろうか。

自動昇格を決めた町田ゼルビア、ジュビロ磐田。昇格プレイオフを勝ち抜いた東京ヴェルディの、選手、サポーター、関係者すべてに、心からおめでとうと言いたい。


ちょっと家内に言い返そうと思ってソファーに目をやると、家内から先に言われた。

コジくん、サッカーは所詮は他人事。人は皆、どんなに辛くとも目の前の自分自身のミッションを大事にして生きていくしかないのよ。


今宵は、上を向いてマッサージをしよう。


マッサージをすると、家内は上機嫌になる。

家内が上機嫌だと、我が家は平和である。





だから。





これで、いいのだ。




■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。





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