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柚子

今年の冬至は、次女の所属するチームの試合観戦で家内と遠出をして。でも、冬至だし、ちゃんと柚子湯に入ろうと言い合って買ったのである。柚子を。

ところがこともあろうに、ふたりともきれいさっぱり忘れていて。柚子が見つかったのは、年を越えて一通り落ち着いた、1月の下旬にさしかかる頃だった。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

コジ、リバウンドも生活も、お尻に火がついているのに、のんびりしすぎじゃない?


まあな。


それで、見つかった柚子を、また、次女の試合観戦で1月の下旬の土曜日と日曜日に遠征したときにホテルに持っていった。

金曜日は、家内と一緒だったが、ユニットバスに浮かべて、かわりばんこに入った。

土曜日は、試合後に家内は仕事で大阪に移動。私はひとり、ホテルのユニットバスに浸かった。


いい湯だった。


風呂から上がり、柚子をあげてゆっくりとしていたら、これまた、良い香りがした。


冬至からかなり経ってからの柚子の香り


遠征から帰宅して、そんなこんなを語らおうとしてソファーを振り向くと、大阪から帰宅した家内が足を指さして笑って言った。


柚子湯は、コジくんが買ったのを忘れていたから、冬至よりも節分に近くなってから入ることになったねぇ。


タセキング〜ッ(注1)……。


夜ごとのミッション発動だ。


マッサージをすると、家内は上機嫌になる。

家内が上機嫌だと、我が家は平和である。





だから。





これで、いいのだ。



(注1)タセキングとは、なんでも他責にする人のことである。私が勝手に作った、造語である。


■追記■5日目/66日
放課後ライティング倶楽部主宰のヤスさんが、エグい企画をやっている。66日ライティングランニング。略して「66日ライラン」。

人間が習慣化できるのは、66日間くらいを経てというのが一説にあるという。書く習慣と力をつけようというこの企画。新たな参加者が毎日のように増えている。

下述のヤスさんの記事のコメント欄に始めたいと入れると、マガジン招待のメールが届く。

約束事は、以下の3つ。
①300字以上を目安に書く
②投稿時、必ずマガジンに投稿(#66日ライラン)
③1日でも投稿をサボったら、マガジンから追放

「追放」って…。まじかぁ…。

でも、企画ものが大の苦手の私が、震える手で、参加することにした。まさに、ドキドキで。コメントすると、招待状が届いた。

これで、後には引けない…

まだまだ、参加できると思う。ご興味のある方は、添付記事のコメント欄にて、ヤスさんへアピールを。

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