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よちよち短歌集

急に短歌を作ってみたくなった。

蛇足に次ぐ蛇足のような文章ばかり書く自分には合わないだろうと思って避けていたのに。書きながら(詠みながら?)、うわ〜〜もっと情報を入れたい!別の表現も重ねて鬱陶しくも齟齬なく伝わる文章を書きたい!と思って発狂しそうになった。でも想像の余地を残しやすいというのは案外面白いものだった。

短歌については今日始めたのでなんの勉強もしていません。なーんの推敲もしていません。というかやり方が分からない。

でも久しぶりに胸の底からむくむく湧き上がる創作の息吹を感じました。なので書けるだけ書きました。短歌を始めたその日に書いたものたちです。生まれたてのよちよち短歌。よち短。4月から社会人になって一人暮らしをしているのでほぼその日記です。結局前置きでなげ〜文章を書いてしまった。



知らぬ空 震える心 叱咤して
踏み出す足は 陽の差す方に

東京の 水が合わずに もう5分
トイレに篭る 給料が出てる

恋人よ それじゃだめだと 突き放してよ
嘘、起きられただけで褒めてよ

お母さん 知らなかったよ 長芋も
カット野菜も 痺れる額だね

温と冷 一緒に回すと丁度いいかも
お風呂でひとり DJしてる

弟とふたりで泣いた日を想う
同じ歯並び 同じ鼻筋

温かいお湯で溶けてく白いこころ
想像してる 泣くとき いつも

いま聴いてる 音楽はきっと聴けなくなるよ
うるさい そうかも それでも聴きたい

帰宅即 ぷしゅ ごくっ ぷはー ずるずるずる
何もしてないけれど生きてる

寒いから ボートになんて乗らないよ
言わなきゃよかった、許してくれる?

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