アラサー男子のプロポーズ大作戦①

1. 嫁と知り合ったきっかけ

嫁さんと知り合ったきっかけは、あの有名なマッチングアプリTinderです。
Tinderとは、出てくる写真やプロフィールの情報を元に気に入ったら右にスワイプ(LIKE)、興味がない場合は左にスワイプ(NOPE)し、お互いがLIKEの状態になればメッセージでやり取りを始めることができるお手軽アプリです。

自分自身マッチングアプリで知り合った人と結婚するとは以前は思っていませんでしたが、友人に話してもそんなに驚かれることはなかったです。
友人なので普通の反応なのかもしれませんが、ほぼ全ての友人から否定的な反応をされなかったので、このご時世ではSNSやマッチングアプリを利用した出会い方は普通なのかもしれません。
ただ唯一、親に嫁さんを初めて紹介する前にだけ、なんとなく恥ずかしさから友人の紹介と言ってしまいました。
最終的にはマッチングアプリということも話しましたが、すんなり受け入れてもらえました。

2. 嫁にプロポーズするまで

付き合ってからは普通にデートなどして過ごしました。
実は出会った初日に付き合ったのですが、その話はおいおい。
Tinderは知り合う人との位置を指定できるので、自宅からの距離をある程度近くに限定していたのもあり、お互いの家の距離は比較的近かったです。
付き合うようになってから、私は少しずつ料理するようになりました。
私の家に泊まりにきた翌日の朝飯や昼飯を作るようになり、それを美味しそうに食べてくれることがすごく嬉しかったからです。
外でランチするよりも安くすみますしね!

付き合ってから4ヵ月ほど経った時にちょっとしたことでケンカをしてしまいました。平日の仕事終わりで一緒に外食する予定だっだのに、移動中の電車から雰囲気は最悪です。
駅についてからも険悪な雰囲気はなおらず、その日はそのままお互いの家に帰ることになりました。
付き合ってから初めてのケンカだったこともあり、なんとなくそのまま家に帰ってしまうのが嫌だった私は、一度別れてから嫁を追いかけ、改札に入る直前で止めることができました。
すると嫁は無数の通行人がいる駅構内であるにも関わらず、子どものように泣き出したのです。
その時の泣きっぷりが凄まじく、本当に幼稚園児かのごとく泣きじゃくっていました。
後で聞いたところ、止めにきた私を見て安心したらしいのですが、その時の私はただひたすら焦って、デパ地下によって美味しいご飯やケーキ買おう、と美味しいもので気を逸らすのに必死でした。

そのままデパ地下飯を無事に買い、嫁の家で一緒に食べることになったのですが、あの時の泣きっぷりがなんと言うか、今後この子にこんな顔をさせちゃいけない、と思うきっかけになったのは間違いありません。

3. プロポーズを決めた理由

実はこれまでにも、この人と結婚したいな、と思える彼女もいました。
ですが「待てよ、本当にいいのか、他にもっといい女性がいるのではないか」と、身の程をわきまえずに思ってしまい、最終的に踏み出せずにその後にお互いの嫌な面が見えて別れてしまうことが何度かありました。
私は、というか男は馬鹿な生き物なので、失って初めて付き合ってた彼女の大切さに気付くんです。
そんなことを何度か繰り返す中で、「(今)付き合っている女性以上にいい人なんていない、付き合っている彼女が最高である」と気づきました。
そんな中付き合ったのが嫁さんであり、前述の駅構内でのケンカ以外にも何度かケンカはしましたが、それでも一緒にいました。
そして、いつしか「この先もずっと一緒にいるだろうな、ということは結婚しない理由がないな」と思うようになって、嫁の誕生日にサプライズプロポーズ大作戦を決行する事にしたのです。

プロポーズ当日のサプライズ内容や、思ったことなどは次回に書きます。
思った以上に前段で長くなってしまったので。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

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