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日本の音楽とは、何だろう?

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人生最後に聴く音楽は、日本の音楽の中から選ぶだろう。
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小唄「虫の音(むしのね)」唄・本手:千紫巳恵佳 ・ 替手:小唄幸三希

https://www.youtube.com/watch?v=P66WiRe02eY (転載はじめ) 本調子(替手 三下り) 〽虫の音をとめて嬉しき庭伝い 開くる枝折戸(しおりど)桐一葉 エエ憎らしい秋の空 月はしょんぼり雲隠れ 日本では古く、鈴虫の事を「松虫」と呼び、「松」を「待つ」とをかけて、 虫の音に恋しい人を待つ思いを重ねていました。 庭を通って恋しい男の待つ部屋へ忍んで行くと、人の気配で虫の声が止みます。 枝折戸を開けると、桐の葉がはらりと落ちて来て、 女性は、その音に不安を覚えます。 ふと空を見上げると、さっきまで照っていた月が雲に隠れてしまっている。 男は女性を待ちかねて帰ってしまったのかもしれません。 明治時代中頃に作曲された秋の風情、切なさが漂う江戸小唄の名曲です。 *桐の葉は大きく、落ちる音は 何かが終わる事を暗示すると言われているそうです。 (転載おわり) https://senshimieka.themedia.jp/pages/4671972/page_201707071832

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「Flumina」Fennesz + Sakamoto(2011)

https://www.youtube.com/watch?v=HeIfnRO7Kqo https://www.hmv.co.jp/artist_%E5%9D%82%E6%9C%AC%E9%BE%8D%E4%B8%80-Christian-Fennesz_000000000358944/item_%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%8A_4099820 (転載はじめ) クリスチャン・フェネスは、坂本龍一『CHASM』のリミックス盤『Bricolages』にも参加していたアーティストで、突出した才能でラップトップ・ミュージックに新たな地平を切り開いたと言われるシーンを代表する人物。 今作もアコースティックと電子楽器が自然に共存し、 郷愁に満ちた一つの世界観を創り上げます。 3年ぶりとなるコラボ第2作は、「0318」から「0429」まで、 日付を曲名に冠した2枚組、全24曲。 2011年3月11日の震災(とそれ以降の事象)は、当然影を落としているのだろう。クリスチャン・フェネスらしい静謐な緊張をたたえた曲調の中に、 坂本龍一らしい情感の発露が滲む。アルバム表題は“川”の意。 (転載おわり)

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「磐越西線ひとり」梅谷心愛(2023 演歌)

https://www.youtube.com/watch?v=8FTigvNkPnQ https://www.kokoroumetani.com/ 福岡市のご出身らしい。こころさん、現在16歳。

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「Thunder」Masayoshi Fujita(2021)

https://www.youtube.com/watch?v=IvqjqrDRALs&t=307s https://tower.jp/article/feature_item/2021/05/19/0109 (転載はじめ) 完璧なバランスでアレンジされた今作は、 ゆっくりとしたペースで一つ一つの音とフレーズが心に染み込むまでを 楽しむ時間を十分に与えてくれます。 高田みどりのミニマリズム、Mika Vainioのスタティックな雰囲気、 To Rococo Rotの有機的な要素、 Minotaur Shockの 牧歌的なエレクトロニクスなど、 偉大なアーティストとの共通点を感じさせてくれます。 しかし、それだけでなく現代音楽やクラシック/ア ンビエントや 解体されたダブ・サウンド/コントロールされたノイズやジャズの断片などを 大気中の静的な霧の中に蒸発させ、それらを巧みに新しい音楽の形に変換し 独自の音像を形成したのです。 (転載おわり) https://masayoshifujita.com/about/ https://kamicho-ijyu.com/fujita/

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大貫妙子さんの選ぶ坂本龍一さんの音楽

https://www.youtube.com/watch?v=-fFmxhsgQmY (転載はじめ) 0:44 MAIN THEME / 坂本龍一 「リトル・ブッダ」 ポケットが虹でいっぱい / Y.M.O. vo. 高橋幸宏  1:17 THOUSAND KNIVES / 坂本龍一 千のナイフより ---------------------------------------------------------------------------- 14:26 SELF PORTRAIT / 坂本龍一 音楽図鑑から 19:05 黄土高原 / 坂本龍一 未来派野郎から 24:26 BALLET MECANIQUE / 坂本龍一 未来派野郎から ---------------------------------------------------------------------------------- 29:34 WE LOVE YOU / 坂本龍一 Beautyから SAYONARA / 坂本龍一 Heartbeatから 美貌の青空 / 坂本龍一 スムーチーSMOOCHY から 31:05 CHANSON / 坂本龍一 BTTBから 33:30 ESTRADO BRANCA / MORELENBAUM2 & 坂本龍一 CASAから ------------------------------------------------------------------------------------ 44:42 WAR AND PEACE / CHASMより 50:12 SEVEN SAMURAI~ENDING THEME / CHASMより HAPPYEND / /05より 55:51 BOLERISH / Playing The Orchestra 2013より SOLARI / asyncより ---------------------------------------------------------------------------------------- 1:04:54 MIZU NO NAKA NO BAGATELLE(LIVE) / Playing the Piano 12122020 から 1:09:08 KOKO / KOKO から 1:13:12 DANCING IN THE SKY / KOKO から 20220302~SARABANDE / 12 から 1:14:20 3びきのくま / UTAU から (転載おわり) 大貫さんの言葉、あったかいなぁ ♪ 

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「Vrioon」Alva Noto & Ryuichi Sakamoto(2002)

https://www.youtube.com/watch?v=lYeP8a_Y_0A https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/32128 (転載はじめ) ニカ/グリッチ/ミクロ/実験音楽家アルヴァ・ノトこと カールステン・ニコライと 日本が誇る〈世界の教授〉こと坂本龍一の2002年初コラボ作品にして ミニマル・アンビエント大名盤『Vrioon』待望リマスタリング再発。 未開の音楽構造の探求・創造を源として様々なアイデアを共有し、 電子音とアコースティックなど精密且つ有機的な設計を兼ね備えた 瞑想的な音の世界を完成。洗練されたインタープレイとデジタルハーモニー。 (転載おわり) 坂本さんはいろんな実験をされてきたんだろうけど、 これも一例なんですね。ミニマル・アンビエント。 削がれた音は、枯山水のように、水を感じさせるか。 音を感じさせるか。無音を意識させるか。  アナログとデジタルのつなぎ目には何があるか。 naka

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「LOVE TRIP」間宮貴子(1982)

https://www.youtube.com/watch?v=M0HmUICJRZc&list=OLAK5uy_kmCh1fhWcdOQAb2OproPtVD7t5gi2XM64 https://tower.jp/article/feature_item/2019/07/24/0705 (転載はじめ) その後音楽業界から姿を消してしまったシンガー、 間宮貴子が82年に発表した文字通りワンアンドオンリーの1枚。 冷めた感じすら漂う憂いを帯びた歌声と、椎名和夫を中心として、 難波弘之、鳴瀬喜博、井上鑑ら豪華メンバーによる鉄壁の演奏は時を越えて フレッシュでクールな印象を与える。 奇跡の名曲“LOVE TRIP”をはじめ、“WHAT A BROKEN HEART CAN DO”、 “真夜中のジョーク”などハイ・レベルなグルーヴィーAORの連続。 「YOUは何しに日本へ?」でおなじみとなった大貫妙子『SUNSHOWER』と 双璧を成すと言っても過言では無いシティポップ名盤。 (転載おわり)

「翼の折れた弱き戦士たちよ」「52ヘルツの唄」うぴ子

「翼の折れた弱き戦士たちよ」うぴ子 「52ヘルツの唄」うぴ子

『Ongakushitsu』アキ・ツユコ(1999)

不安な気持ちにさせてしまうかもしれません。 人がつくられた音楽を取り上げて、なんですが。 この音楽をたまたま聴いてしまった妻に、 本に記載されている文面を見せたところ、 『どんだけ楽観主義なのよ!』 『あえて不安になるような音楽を聴くなんて。』 結婚してから7~8年して、自分が「隠れ楽観主義者」であることを告白したんだけど、それからずっと「楽観主義」を指摘されるのだが。。。 ・・・・・・ 「不安」を獲得しにいっているのではなく、 「日常に風穴をあけるもの」を探しているの

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「しずくたち」高野昌昭(1978)

https://www.youtube.com/watch?v=7hf8ukFT5Og 先程、三田格氏 監修の「AMBIENT difinitive 増補改訂版」が届いた。 P. 36に記載。「水のしずく」の音のみ。癒やされますねぇ ♪  よくぞ、つくられた! naka

「勇者」YOASOBI(2023)「Anytime Anywhere」milet(2023)

岡田斗司夫さんや山田玲司さんの動画を見てたら、 『進撃の巨人』のアニメを見ようということになり(自分の中で) 見始めるも膨大なので、飛ばしながら見た。 物語に出てくる「無垢の巨人」の存在が「洗脳されている戦後日本人」と 重なり、やるせない。 「無垢の巨人」は痴呆ぎみで、人をむしゃむしゃ食べる。元々人だが、 欲のブレーキが外れ、自制出来ないというイメージ。私的には。 『進撃の巨人』に続いて、『葬送のフリーレン』だ。15話までみた。 オープニング曲は、私はほぼ知らない二人の、Y

【薫風之音】

近くの桜は、葉桜に移行中。「さくらさくら」を聴きたいと、いまこのときは唄よりも箏の音色の方が良いかと、尺八との二重奏となりますが聴いてみれば、月への思いの方も心地良く、葉桜越しに月へ思いを寄せた次第。 「月の雫」 「雪の香り」(2012) 「波乱」(2015) 「フタリノオト」(2019) 新潟で活動されている。行きたいなぁ、電光石火で⚡

卒業

小学5-6年の時の、担任の先生は、新米の男の先生だった。 卒業時の謝恩会で、その担任を含む五人の先生のモノマネをした。 あの時、なぜ、私だったのか? こたつで寝ながら、彫刻刀で担任の顔を掘った。 姿勢が悪かったからか、手を滑らせ、左手の親指近くを切った。 今でもうっすらと残っている。 担任のマスコット人形のようなものを、 フェルトに綿をつめ、縫い作った。 春には担任と別れることを思い、涙した。 私は、異性愛者、だと思う。 (同性愛者の方に襲われそうになったことはあるが

「春よ」島崎智子

昨日の午後から、あったかくなってきた、関西では。 今日は、桜もちょい咲きで、いよいよの春です。 ツバメもジジジジ、唸ってました。よくきたね。 「春」の曲ですが、ぽかぽか暖かくなるような春では無いですね。 綺麗な鳴き声のイソヒヨドリも出てきそうにない。 しかし、そもそも「春」とはなんでしょうか? 春は、仮死状態から決別し、新たな状態に生まれ変わるものです。 別れの季節です。 とはいいながら、人の性は変わらない部分もあり、 (男のことは置いとくとして) 女性は、相手に対して