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【参謀】良い結果が出た取り組みの共有は言うほど簡単じゃない3「共有を促進する仕組みがあるか?」と【まとめ】

前回は以下のような記事を書きました。↓
「問題意識からの仮説を大事にする組織かどうか」

3。今回は、共有を促進する仕組みがあるかどうか

通常、独自の良い取り組みというのは、問題意識→仮説→実行も含めてかなりの労力をかけてしたものであることが多いです。

その場合、「こんな苦労したものをあっさり他人に共有することはしたくない」というのは自然な感情です。その感情を否定したり押さえ込んだりするのではなく、共有の仕組みを作ることが大切です。

・単純な金銭的インセンティブ
・特別な肩書き与えて給与そのものにプラスする
・表彰式(結果ではなく、そのノウハウの公開した行為に対して)
・昇進
などなど

良い仕組みの共有は組織全体良い影響を与える行為です。絶対にそれを行った人に(苦労して身につけたものを他人に率直に解放した人)に報いる仕組みがなければ、結局良いノウハウ埋もれて行くでしょう。

まとめです。
「良い結果が出た取り組みの共有は簡単ではない」
1。取り組みだけを共有せず、その問題意識から仮説から実行までの全体を共有しなければ意味がない。
2。問題意識→仮説→実行というプロセスが大事という風土が組織全体にあることが重要。
3。良い取り組みの共有する仕組みがなければ、組織メンバーに生まれたノウハウは秘匿される


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