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友だち

2年ぶりに友人二人に会った。
二人とも10代からの付き合いだから、半生近い付き合いになる。
向き合って話していると、10年前に見ていた景色と重なり、タイムスリップしてるような感覚になった。

彼らは(私も)歳をとったが、本質的には何も変わってないように見える。
外見だってほとんど変わってない。
だから彼らは10年前から彼らだったんだと思う。
だから私たちは長く仲良くできてるのだということも。

二人のうち一人は男性で、私は彼にふしぎなイメージを抱いてた。
ほぼ無意識に、「彼が女性だったらきっとこんな人」を頭の中で描いてる。
10代の時からそのイメージがあった。
だから実のところは、私は彼の中にいる女性のことが好きなんじゃないかと思う。
彼が女性に生まれていても、きっと私たちは仲良くなっただろう。

もう一人の女性の友だちには、絵のモデルになってもらった。
その子らしさがじょうずに描けて、とてもお気に入りの一枚だ。
私が描いたんだから好きなんじゃない。
その子の絵だからお気に入りになった。

こんなこと言ってるから友だちが少ないんだとも思う。
でもそれで幸せだからいいのだ。

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