ワタナベサユミ

くらし家 築80年の古民家で、夫と犬猫3匹との生活を綴っています。 古民家DIY …

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くらし家 築80年の古民家で、夫と犬猫3匹との生活を綴っています。 古民家DIY /地方移住/モノ好き/旅/食/生活

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くらし家

わたしの新しい肩書きです。 「くらし家」なんて書くと、とっても丁寧なくらしをしていそうですが、 そうではありません。 昔っから、新しいもの好きで飽きっぽいところがあり、 ずーっと同じことを極めている人に憧れていました。 そんな人たちの肩書きは写真家や建築家、彫刻家など「〇〇家」という肩書き。 もし自分が〇〇家と名乗るならと考えついたのが 「くらし家」です。 誰でも名乗れるけど、だからこそ重みを感じています。 20代前半の頃、仕事人間のわたしは 家にはお風呂と寝に帰るだけ

    • 3日坊主のわたし。日記を始めて気がついたこと。

      この、今わたしが文章を書いているサイトnoteを久しぶりに開くと、 11月30日までに記事を書くと連続投稿を伸ばすことができますよ。と、 背中を押されたので、久しぶりに文章を書いています。 notoには連続投稿や〇〇回いいね!されましたと不意にバッジがもらえたりして、その度にちょっと嬉しくなります。 今年の2月に勤めていた会社を辞めて、彫刻家の夫の仕事を手伝いつつ毎日家事のほとんどをこなしていて、今は専業主婦に近い生活です。 夫の仕事柄、心地よく生活することがいい仕事に

      • 秋の思い出はお赤飯。

        土曜日のこと。 朝の6時ピッタリに遠くで花火の音が聞こえてきました。 その日の小学校の運動会開催を知らせる合図の音です。 まだベッドの中にいた半分夢の中のわたしは、その音を聞きながら運動会のお弁当を思い出しました。 運動会ではなく、お弁当というのが食いしん坊のわたしらしくて、文章を書きながら笑ってしまいます。 わたしの家では運動会は一大イベントで、車で4時間ほどの所に住む母方のの祖母や叔父叔母、たまに従姉妹が遊びにきて、豪華なお弁当を作り大人数でお弁当を囲い食べるのが恒例

        • 鉄のフライパンをやめようかと思った時…

          初めて買ったフライパンは、実家を離れて一人暮らしを始めた時すぐ近くにあった大きなスーパーで見つけた、特売のテフロン加工の赤色でちょっと深めのフライパンでした。 家具や家電、日用品などは高校生の頃にバイトで貯めたお金で全てを揃えたので、価格がとにかく重要!そんな理由で特にこだわりもなく買ったフライパンも、結局十数年は使いました。 貧乏性なわたしは壊れていないのにモノを買い換えるのはなぁ、、思う方なので、アンドプレミアムなどの雑誌に出てくる素敵な方のキッチンに並ぶ道具を見なが

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          北欧家具を買いました。

          今の家を買った頃からかれこれ5年ほど欲しいと思っていた円卓。 家具は一生使えるものをと思っていたので、アンティークの一点ものやオーダーも含めて緩く探し続けていました。 先日、以前椅子を買った事があった北欧家具を扱う三重県にあるコンフォートマートさんの前をたまたま通りかかったので寄ってみることにしました。 所狭しと素敵な家具が並ぶお店の奥でこのテーブルに出会いました。 天板の薄さや縁の仕上げ、足の細さからか円卓のホッコリ感がないのが好みでした。 無垢材で天板が薄いのでちゃ

          北欧家具を買いました。

          夏の楽しみはドライトマト

          あつ〜い日が続いていますね。 普段はソファや椅子の上で過ごしている我が家の犬猫たちも、涼しい床にゴロンとしたり、クーラーの風が当たるところから動きません。 考えることは人も動物の同じの様ですね。 夏本番の到来とともに、夫の菜園では夏野菜が採れ始めています。 一日食べる分だけ取れればいいのですが、この時期はそうはいきません。 きゅうりは毎日3本、ミニトマトは大量。その他にもピーマン、茄子、オクラなどなど、、 夫は嬉しそうに収穫して、「今日も採れたよ〜」なんて言いながら、キッ

          夏の楽しみはドライトマト

          買わない豊かさ

          先日、久々に京都の恵文社さんに立ち寄りました。 恵文社さんは本屋なのですが、可愛い文房具や生活雑貨なんかも置いています。 生活系の雑誌や本を立ち読みすると素敵な生活に感化されるのか、ついついいつも本以外にも、買い物してしまいます。 その日に手に取ったのは、洋服のパターン(型紙)でした。 MERCHANT&MILLSというイギリスの縫製小物などを出している会社のもので、表紙の素敵なパンツの写真に惹かれて思わず手に取ってしまいました。 こんなパンツが作れるのなら久しぶりに洋服

          買わない豊かさ

          【女ひとり旅】ベトナムでの5日間〜ホイアン(文化)編〜

          ベトナムに来て三日目の早朝。 ヒョロヒョロと謎の鳥の声で目が覚めました。当たりは明るくなり始めたところでした。 聞き慣れない声に珍しい綺麗な鳥かも!頭の中ではカラフルで尾の長い鳥を想像しながら窓を開けて辺りを見渡しても、鳥の姿は見えず、、。 それから、目を閉じてもなかなか眠りにつくこともできませんでした。 今日は午後から、ミーソン遺跡のツアーに参加することは決まっていたけれど、それまでの予定は決まっていなかったので、どこか面白そうなところがないか調べることにしました。

          【女ひとり旅】ベトナムでの5日間〜ホイアン(文化)編〜

          【女ひとり旅】ベトナムでの5日間〜ホイアン(食)編〜

          長期間の時間ができたら、やってみたかった海外一人旅。 とはいえ、海外旅行は10年前に友人と2人で行ったきりで、言葉もジャパニーズオンリーなわたし。 そんなわたしが、旅先に選んだのはベトナム! ホイアンに到着したのは夜だったので、2日目からいよいよ街歩きです。 今回の旅では現地の方の生活も気になっていたので、ホームステイ型の宿泊施設を選びました。価格が安かったのも魅力でした。 普通に海外のホテルの予約サイトで出てきたので、ベトナムではポピュラーなのかもしれません。感覚的

          【女ひとり旅】ベトナムでの5日間〜ホイアン(食)編〜

          【女ひとり旅】ベトナムでの5日間〜ホイアンまでの道のり編〜

          長期間の時間ができたら、やってみたかった海外一人旅。 とはいえ、海外旅行は10年前に友人と2人で行ったきりで、言葉もジャパニーズオンリーなわたし。 そんなわたしが、旅先に選んだのはベトナム! 学生の頃、中部国際空港からベトナム航空の出航が始まった時にセレモニーイベントの手伝いをしたことがあり、親日で食べ物も美味しいとイベントのスタッフの方と話をしたことを思い出し、初の「女ひとり旅」でも安心できそうと思ったのでした。 今回はベトナムの文化にも興味があったので古い街並みが残

          【女ひとり旅】ベトナムでの5日間〜ホイアンまでの道のり編〜

          言葉は怖い?

          会社員を辞めて4ヶ月ほどが経ちました。 家で夫の仕事の書類の作成やデザイン関係の仕事、お問い合わせの対応をやりつつ、家事のほとんどこなす生活も板についてきました。 1日のほとんどを自宅で過ごし、友人や知人、仕事先の業者さんなどとはメールやS N Sでのやり取りがほとんどです。 コロナの流行でここ数年の間に出会った方とは、直接お会いするよりzoomなどの非対面のコミュニケーションも当たり前になりました。 会社員の時も業者さんや社内間でもメールやS N Sでの非対面の連絡はも

          木のお料理おさじ

          我が家ではものを買う前になぜだか自分で作ることはできないか?と 考える習慣があります。 時間やコスト、自分たちの技術もあるので、ほとんどのものは買うという選択になるのですが、物がどうやってできているのか調べたり想像することから始まるので、いい習慣だなと思っています。 その習慣で、自分で作ったものの一つに木のお料理用のおさじ(スプーン)があります。 どこだか忘れてしまったのですが、ある生活雑貨のお店で韓国のスッカラという普通のスプーンよりすくう部分が少し大きく、浅い真鍮で

          木のお料理おさじ

          庭で繋がる父と娘。

          わたしの父は無口で仕事一筋。共働きなのに家事や子供の世話は母が全てをこなしていました。親子で会話をしたりすることは少なく、幼い頃のわたしにとっていつも恐い存在でした。 保育園に入りたての頃、お友達から聞くパパの話は遠くの遊園地に連れて行ってくれたや、お風呂上がりにいつもこちょこちょをしてくるなど楽しそでした。けれど、わたしは父とのそんなエピソードが少なく、せいぜいたま〜に山の上にある少し大きめの公園に連れて行ってくれる程度で、そのたまにが嬉しくもあったのですが、 わたしの

          庭で繋がる父と娘。

          未完成なものに惹かれる

          先月のこと、用事があり京都に行ってきました。 用を済ませて時間があったのはいいけれど、街中はG Wで祭りの様にすごい人でした。 そこで 、喧騒を離れて少し外れにある気になっていた古家具屋さんに行くことにしました。 店内はヨーロッパやインドの古い家具が所狭しと並び、 家具に挟まれ体を横にしたりしながら、店内を周りました。 店の隅の方で見つけたのは、オランダの家具メーカーが試作で作った椅子。 恐らく本来は座面や背もたれに布を当てるデザインで、この椅子は布張りする前の状態で

          未完成なものに惹かれる

          やらない事リストも作ってみる

          先日、世界文庫アカデミーのSHOWKO先生の授業で、「やりたいことリストとセットでやらない事リストも作る」と聞きました。 来年から働き方が変わるので、色々とやる事を整理している所だったので、なんだかそれが気になって、やってみる事にしました。 やりたいことは、未来なので自由に楽しくスラスラ書けるけれど、この「やらない事」が、意外と出てこない、、 数年前に、鞄作家のみで活動したいと1年くらいそれで生計を立てて暮らしていたことがありました。けれど目からくる体調不良

          やらない事リストも作ってみる

          当たり前の交換でみえたもの

          先日、我が家で「喫茶ワタナベ」と題して、 お客様を数人お招きして畑で取れた野菜を使ってタコスパーティーを開催しました。 現在通っている、世界文庫アカデミーの古賀さんに なんかいつもzoom授業の背景(我が家の様子)が素敵だから、イベントやってみたら?というのがきっかけで、クラスメイトを数人招いてのイベントでした。 我が家は築80年ほどで、水回りや電気など自分達で出来ない工事以外は夫と少しずつ手を加えながら改修した家に住んでいます。 ものを選ぶときも、お金がなくて好きなも

          当たり前の交換でみえたもの