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チームを守るための大事な方法

今日は、「発言権を大きくするには
売上を上げて行くしかない」と
痛感した出来事を書いて行きます。

どこの部署にも【エース】
と呼ばれる逸材がいます。
私の部署にも、部署の売上の半分以上を
稼ぎだす【エース】がいます。

私の部署は売上規模が小さい部署です。
小さい上に昨年は予算未達成でした。
そんな中【エース】の活躍で
今年は予算達成が見えてきました。

私の部署の【エース】も最初は
右も左もわからない状態から
営業スタートしました。

私は【エース】に営業の仕方、
新規のやり方、商品知識、
現場管理、積算方法など
一から教えてきました。

素質の良さもあり、メキメキと力をつけ
気が付けば私の部署の【エース】へと
成長していきました。

そんな【エース】ですが、他の部署から
「うちで働いてほしい」と
オファーがありました。

私の部署の半分以上稼いでいる
【エース】を手放す事は、
あり得ませんでした。
そんな事になったら
私の部署は崩壊します。

オファーを出した部署にも事情があり、
結果的に私の部署は【エース】を
手放すしかありませんでした。

その部署には年間3億円以上
ご購入頂いているお客様がいます。
売れるお客様ではありますが
担当者が長続きしません。

最初担当していた所員はそのお客様と
コミュニケーションが上手くいかず、
別な担当者に変更になりました。

さらにその別な担当者もミスや
対応の不備もあり上手く行きません。

お客様からは
「ちゃんと対応出来る担当者を
 付けてくれないと
 今後一切お宅からは買わない」
との最後通告。

その部署には、もうこれ以上任せられる
所員がいないため、私の部署の【エース】
に目をつけオファーしたようです。

年間3億円は、私の部署の売上より
大きい数字です。
会社としても数字の少ない私の部署より、
オファーを出した部署の
売上を優先したい様子。

最後に【エース】の意志を確認したところ、
「大きなお客様に挑戦したい」
との返答があり、移動が決定しました。

【エース】が評価され、他部署へ
移動していく事は嬉しいが、
何とも言えない悔しさが残りました。

「私の部署に力があれば」
「私の部署にもっと売上があれば」
「私の部署にもっと魅力があれば」

私のチーム運営の力不足を思い知った。
今年は上手く行っていただけに悔しい。

私の部署は工事が中心で手間がかかる反面
利益率は高い部署です。
私は利益優先で売上はそれほど
重視してきませんでした。

しかし、発言権を高めるには
圧倒的な売上を上げ、
部署の力と他から見た
魅力を増やしていく必要が
あると痛感しました。

「今後、必ず圧倒的結果を出してやる」
そう決意した一日でした。

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