チェイス・フィールドの楽しみ方
今回紹介するのはアリゾナ・ダイヤモンドバックス(D・バックス)の本拠地、チェイス・フィールド。
当時、D・バックスは平野が在籍していたのだけど、まあ平野である。NHK BSでD・バックスの試合が放送されることはなかったであろう。おそらくこの球場の知名度は低め。
また、このシーズン前にゴールドシュミットがカージナルスにトレード、更に夏にグレインキーもアストロズにトレードと、この日のレッズとの一戦は完全に消化試合・・・
さて、チェイス・フィールドのあるアリゾナ・フェニックスなかなか日本にはないような特徴の都市であり、
空港に降りたら、まずこの景色。
砂漠!
こういうの見ると、異文化に来た気がして本当に好き。
そして、熱い。とにかく熱くて日差しが痛い。
これはダウンタウンだけど、夏は日差しが殺人的が故、街に歩行者はいない。
と思いきや、
球場前には全人口が集まっているのではと思うほどの大行列。
ミストが周囲にあって、なんとかサバイブしているファンたちである。
それにしても、アメリカ人はインドアなのか、アウトドアなのか生活スタイルは本当に謎である。というか東京が人口密度高すぎなのだろうか。
それと、全体的に白人のアメリカンの割合が非常に多かった印象。東海岸、西海岸は多様な人種がいてアジア系、アフリカ系をよく見るけど、アリゾナみたいな内陸になるとあまりグローバルに人の行き来は少ないのだろうか。
ちなみに、球場へは空港から電車で10分くらい。
電車はフリーパスでも乗れそうだけど、たまに警備員が話しかけてくるのでちゃんとチケット購入。外国でのリスクは最小限に抑えるのは基本である。
こんな熱帯地域なので、もちろん球場は屋根付き。
ミニッツメイド・パークとかT・モバイル・パークのようにチェイス・フィールドも屋根は倉庫みたいに金属サッシを見せて、日光も入れるスタイル。アメリカはこういう屋根が多い気がする。
練習を見ていたら発見したことがあって、
レッズにまさかの、
リンスカム。
全盛期に、是非生で観戦したかった投手の一人である。
40人ロースターには入っていなかったのだけど、どうしてチームに帯同していたのだろうか・・・
そして、隣にはどう見てもプイグ。
さらに、コンコースにはランディ・ジョンソン。
さすがビック・ユニット。でかい。
ちなみに、イニング間に同じくらいでかいルイス・ゴンザレスやマーク・グレースと徒競走をすることになる。
今回、ぼくはポジショニングミスで不発だったのだけど、試合前は席の行き来が自由だし、ネットのカバー範囲も狭いので、サインはとてももらいやすいと思う。
試合自体は、スアレスのバックスクリーンへのHR、バウアーの好投でレッズが勝利。
バウアーはファストボールでも変化球でもかんたんにストライクを取って、とてもテンポのよいピッチング。スピードは98マイルも出てたし、直前にバックスクリーンに遠投したイメージとは違い、非常にハイレベルなピッチャーである。
注目していた大物新人アキーノは9月になって疲れていたのか、沈黙。
さて、アリゾナはバカでかく自然の観光地が多くあるので、D・バックスがプレイオフ争いしていてドジャースとかが相手のときに、ぜひ時間を確保してレンタカーを借りてまた訪れたい場所である。
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