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第3の選択肢:自由な働き方(福住という選択肢)

■セミナーの報告

昨日(6/23)下記のセミナーを受講した。

○【6月23日ハイブリッド開催】 “複住”でつながるローカル

6月のセミナーは、複住スタイル コンセプターの池田大志氏を講師に迎え、新たなライフスタイルとして定着しつつある“複住”、いわゆる多拠点生活について語っていただきます。

https://www.npo-ic.org/2023/05/ic0623/

講師の方が唱える「福住」については下記を参照して欲しい

https://fukuju-style.jp/

今まで「移住」という言葉は聞いていたのだが「福住」というコンセプトは知らなかったので、こういうライフスタイルもありなのかと参考になった。

場所を選ばない働き方としては「ノマド」という言葉があるが、定住する特定の家を持たない生活スタイルを「アドレスホッパー」という呼び方もあるのかと感心する。

■時間と場所を選ばない働き方

通信技術の向上、リモートコントロール機器(ロボット)の普及、AIの高度化は、工場の完全自動化、飲食店の調理・配膳の自動化、遠隔医療の高度化など、空間的な制約を無くす方向で想像できる。ヒトの温もりが必要な現実はあるものの、同時にたくさんの人が同じ場所にいなければいけないということはない。

保育園であっても、人間とロボットが半々でもいいだろうし、最低2名いれば良いということへの否定は意味は無い。

また、時間軸上を調整すれば、隙間時間での働き方をもっと柔軟にできるだろう。
たしかに、まだ時間がかかるかもしれないがいずれそうした世界がやってくる。

■企業側の対応

働き方を自由に認める度量がなければ最初から手を出すべきではない。
「我が社はテレワークを推進している」
「ワーケーションを支援している」
こう宣言しておきながら「やはり辞めた」では、社員も「では辞めます」になりかねない。

経営者は、生産性向上により収益性を上げなければならない。そのための情報化投資をケチってはいけない。情報化投資は、何も生産性向上だけではない。「働く場所と時間を制約しない」というキャッチは魅力的に映るだろう。地方で活躍するような多様な人材の獲得にも一躍担う。

こうした福住を支援する福利厚生を考えてはどうだろう。

<閑話休題>

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