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アレルギー患者お断りのお店を増やしたくないのです

先日、カフェのグルテンフリーランチを食べてアナフィラキシー ショックを起こしました。

このnoteの記事を公開し、インスタやツイッターでたくさんの共感、リプやコメントをいただきました。
体調を気遣っていただくコメント、すごくうれしかったです。
お返事ができてなくてごめんなさい。
今はもうすっかり良くなりました。

お店に連絡をしたのか、お店からの対応はどうだったのかという質問もあったので、今回の記事は前回の記事で私が説明しきれていなかったこと、思うことを書いていきたいと思っています。

お店の対応

厳密にいうと、私が救急搬送されている間に友人がそのお店に連絡を入れてくれていました。
その後翌日に、オーナー様から電話をいただきました。

謝罪と私の体調の心配もしてくれました。
原因はまだわからず、これから料理監修の方と調べてくれるということでした。

そして、グルテンフリーをもっと勉強しなければいけないとも言ってみえました。

みなさん一番気になっていると思うので、原因が分かり次第お伝えしますね。


アレルギー患者お断りのお店を増やしたくない

私が思うことは、アレルギー患者がはめんどくさい、何かあったら怖いと思われて、【アレルギー患者お断り】というお店が増えてしまうことは避けたいと思っています。
それは結局、自分の首を締めてしまうことになると思うからです。

私はお店に責任をとってもらうというより、改善をしてもらえたらいいなと思っています。
原因を究明して、グルテンフリーという表示通りに改善してもらうことがお店にとってもいいことではないかなと思います。

そして、小麦アレルギーを持つ私も自分自身で防御できることはしないといけないと思っています。

このお店のグルテンフリーは信用できるのか?
調味料まで気にしているのか?
小麦粉の持ち込みはあるのか?
調理器具や揚げ油の共有はどうなのか?
小麦以外の麦類を使っていないか?
お店に確認してから自分が食べられるか、食べるのをやめるか決めないといけないと思います。

私もそうですが、この確認はすごくし辛いです。
時間をとってしまうので、お店の方、一緒にいる人にも迷惑をかけてしまっていると感じるから。

でも逆に、まあいいかと食べてしまってアレルギーを起こしてしまったら、もっと迷惑をかけてしまうと考えればこの時間はなくてはならないものだとも思います。

この注文する前の聞き取りで、お店のグルテンフリー、アレルギーの知識によって判断するのがいいと思っています。

グルテンフリーのお店にはもちろん、正しいグルテンフリーを提供してくれることを望みます。
でも本当にグルテンフリーなのかどうか、自分でも判断できるように聞き取る力をつけたいと思います。

お店を自分で変えることはできないけど、自分を守る自分でできることはあると思うのです。


「うちはグルテンフリーだけど、小麦アレルギーの人はお断りしています。」っていうお店ばかりになってしまうことにならないといいなと思います。


小麦アレルギーが外食するということ

アレルギー患者が外食してアナフィラキシーを起こしたというと、「そんな人は外食しなきゃいい」「外食するな」という声をたまにSNSで見かけますが、すごく悲しくなります。

私は今回の友人とのランチを1カ月前からすごくすごく楽しみにしていました。
アレルギーを知っている友人に「このお店に行こう」って誘われることはほとんどありません。
だって私が食べられるお店を見つけることはみんなできないから。
でも今回は誘ってもらって、初めてのお店に行くことに少し不安もあったけどめちゃめちゃワクワクしていました。

私は小麦アレルギーで、外食することはほとんどないけれど、でも本当は外食したい。
友人とカフェでおしゃべりしながらランチがしたい。


食事をするというのはただ食べるということだけでなく、誰かと同じ時間を共有するとても素敵な時間です。

その素晴らしい時間を、小麦アレルギーの人も家族も友人も一緒過ごせて楽しめる場所、お店があることはしあわせなことです。

小麦アレルギーの人も、そうじゃない人もみんなが楽しめるお店が1店舗でも増えるとうれしいです。


みんなも色々な体験をしてる

インスタグラムの投稿に、たくさんの方がコメント欄に体験を書いてくれています。
すごく参考になるので、気になる方は読んでみてね。

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