川名の療養日記7
みなさま、本日を持ちまして療養日記、最終日となります。一週間という短い間でしたがありがとうございました。
明日の朝にはシャバの空気をスパスパ吸っているわけです。
コロナにかからないに越したことはないけど、まあこの隔離期間は悪く無かったなあと思います。
思えば僕は二月の頭からバイトに住んでいる寮内のあれこれに、ノンストップでした。もしかしたら不器用な神様が「おい川名、お前たまには休んだらどうだ」とウィルスをプレゼントしてくれたのかも分かりません。
だとしたらやりすぎな気もしますが、おかげさまで僕は感染後2、3日は苦しんだものの、残りの療養期間は比較的穏やかに過ごしました。幸運なことに味覚障害等の後遺症も残らなさそうです。
桜は僕が引きこもっている間に満開になり、今まさに散ってしまいつつありますが、僕は4月の三分の一を一切の出費なくやり過ごしたことになります。
明日は春休み最終日になりますが、隔離期間が未知の対面で始まらんとしている新学期に差し掛かることもありませんでした。
この10日間で飽くまでダラダラし、心身ともに充電できた気がします。それもこれも僕がいないなかで職務を全うしてくれた仲間がいたからだなあとつくづく感謝するばかりです。いつもありがとうございますマジで。
新しい趣味も発見しました。療養日記を書くのは楽しかったです。何回も推敲し、しっくりくる日本語を当てはめていく作業は、なんとなく性に合っているのかも知れません。そんななかで我ながら面白くかけたんじゃ無いかというトップ3が以下のようになります
川名の療養日記3:
”例えば、正面からやって来た友達に「おい、川名、今日もいい天気だな。お前の額は後退しているな。」と言われたとします。
少なくともこの場合、目の前にいるそいつにとって僕の額はそいつの前方向に向かって進んでいるはずです。
するってえと僕の額は、輝く明日に向かって「前進」していることになります。”
川名の療養日記5:
”そして世間一般の猫飼い主がそうであるようにチャオ・チュールを愛猫にささげることは川名家にとっても幸福至極の所業なのです。”
川名の療養日記2:
”阿部寛や日本人には驚愕の事実ですが、西洋には湯船に浸かるという文化が浸透していないようです。”
これらの文章には僕の為人が結構如実に出ているんじゃあ無いかと思います。暇な方はぜひ。
今回の療養日記7で一区切りですが、また気が向いたらここに戻ってきて何か書こうかなと思います。
では、またいつか🧤
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