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⭐️日本の医療はどこに向かうのか① 医療崩壊に備えよう⭐️

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皆さんは2024年4月までに日本の医療制度が大きく変わるということをご存じでしょうか。

今後高齢者が益々増え医療需要が増える見通しですが、 ポストコロナの日本は日本は貧しくなり、世界一の借金国で景気も悪くなり、いよいよ財源確保が困難になりました。

財源がないので、大幅な医療政策の変更を迫られ、2024年に医療崩壊が起こる可能性があるのです。

コロナで遅れていた医療政策、病院病床削減、医師の働き方改革、かかりつけ医登録制などが今後急ピッチに進められるからです。

現在114兆円の国家予算(うち3割が借金)の3/1の36.9兆円が社会保障費医療に投じられており、医療費は社会保障費の4割を占めます。
さらに、医療費の52%が病院で使われています。
さらに病院には厚生労働省や文部科学省から補助金が投入されています。

国はお金のかかる病院を潰したくて仕方がないというのが実情です。

そのため、病院病床削減し、公立440病院を統合、廃止します。
病院を潰し病院の数が減れば医師、看護師、療法士などの人件費を減らす事ができ、医療費を縮小できるという考えているのです。
そして2024年4月に医師の働き方改革で残業規制が始まります。

人口減少で働き手が減少し、医療ニーズは増え本来もっと働かなければならないはずなのに敢えて医師の労働時間の規制をかけ、人手が回らなくなった病院を潰し、 場合によっては病院がない地方自治体が生じると予想されます。
地方の夜間救急などが回らなくなるのではと懸念されています。

また、医師の労働時間を減らすため、医師業務の一部を上級看護師ができるようにする動きもあります。
一見効率的に思えますが、看護師が患者に多く関わり、医師の指示があればできる業務が増えれば増えるほど、 病院の経営陣は売上を伸ばすために医師1人が診察する患者数を増やすと考えられます。

将来の医師像ですが、私見ですが、医師は患者を全人的に把握できなくなり、ただ看護師や薬剤師の書類に印鑑を押すような管理者の様な存在になったり、 さらに合理化のためAI診断が導入されれば、医師の役割は説明するだけの存在、 さらにこれまで病院の管理者は医師でなければなりませんでしたが、今後の医療改革で医師でなくても営利目的で民間企業が病院を経営できるようにしよう、医療も自由経済にしようとしています。
結果、医師業務が形骸化するのではないかと考えています。

皆さんのお住まいの地域の医療体制は盤石でしょうか。
確認することをお勧めします。

今後アフターコロナの医療はどうなるのか、続きをシリーズで投稿させていただきたいと思います。

御参考にして頂ければ幸いです。



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