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いわきアリオス15周年事業、開幕です!

令和5年度が始まって4ヵ月余りが経過したこの時期から、開館15周年事業の幕が開きました。ありがとうございます。小さめの公演ながら、赤ちゃんや子どもたち大人たちと、笑いながら泣きながらユーモアと愛に包まれたクリエイティブを分かち合うプロジェクトからのスタート。しかもそれがお盆時期の開催でよかったんじゃないかと思います(お盆だから諦めた方もおられるかもだが)。

歌手のNUUさんには、16年前、開館の半年前から「おでかけアリオス」でお世話になってきました。コロナ禍に突入し、Stayhomeが合言葉になった時、真っ先にNUUさんと、今回のミュージシャン・WS講師シーナアキコさんと良原リエさんに、家にいながらにして芸術に触れ、日常生活を応援する動画コンテンツ「おうちでアリオス」の構想を相談しました。

tupera tuperaのおふたりとは開館10周年の時に、谷川俊太郎さんの4篇の組詩「アリオスに寄せて」に因んだ4体のキャラクター(詩の神さま)を創作していただいてからのご縁。加えて、かねてから親交があったNUUさん、シーナさん、良原さんとの共演による、オリジナルの「絵本コンサート」を2021年に企画しました。しかしコロナ禍で完全な形では実現できなかったので、いつか再演をとお願いしていた公演が、今日ついに実を結びました。

しかも2年前より大幅にパワーアップして。

tuperatuperaのおふたりとNUUさんによる絵本のパフォーマンスに、シーナさん、良原さんの効果音が付き世界観が立体化する。NUUさんが、「アリオスに寄せて」より「いまここ」の詩に新たに曲をつけた唄を、tuperatupera作の詩の神さまの画像とともに初演。「いまここ」から「未来」を照射する歌声、サウンドでした。
アンコールは、2日前の楽器おばけワークショップの仕上げで踊るため、tuperatuperaの詞にシーナさん、良原さんがそれぞれ書き下ろした盆踊り曲をNUUさんが歌い、客席も踊りまくるという大団円。

当館のスタッフで本公演ねプロデューサー、ハギハラさんも、サポートに入ったヤブキ課長も全力投球で素晴らしいステージづくりに貢献してくれました。PAはRKBの矢吹実社長、写真は鈴木穣蔵さん、動画撮影は羽賀慎一郎監督、絵本販売は二本松からカメヤ書店さんでした!!!

リハを見ながら何度も爆笑し、こらえきれず涙し、思いきり楽しい時間を過ごしました。本当にありがとうございました。

tuperaさんは今年度限りで「ワークショップ」「ライヴ」の休止を表明していますが、いつか必ず、このメンバーによる新たなプロジェクトを実現しようと、強く誓ったのは私ひとりではないはず。

15周年事業、続いては9月3日(日)の松竹大歌舞伎です。こちらもぜひお楽しみください!

■セットリスト
1.やさいさん
2.♪ スープ食べよう
3.おばけだじょ
4.いろいろバス
5.ねずみさんのパンツ
(最後の歌はシーナアキコさん作曲)
6.♪ せんたくものは幸せの象徴だ
休憩
7.あかちゃん
8.♪ にちにちらんらん
(tupera tuperaさんの絵本にNUUさんが曲をつけたもの)
9.これはすいへいせん
10.♪ いまここ
(谷川俊太郎さんがアリオス開館によせて書かれた詩にNUUさん作曲)
11.♪ 夜空のうた
(tupera tuperaさんとNUUさんの出逢いとなった時の歌)

アンコール!
1.パンダ銭湯
2.♪ 楽器オバケ音頭
(良原リエさん作曲編曲)
3.♪ 楽器オバケのBON踊り
(シーナアキコさん作曲編曲)


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