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北のクラフトフェア審査に参加して

(写真は北のクラフトフェア公式ホームページより・会場の岩手公園芝生広場)

デザイナーの皆川明さんに誘って頂き、「北のクラフトフェア」の審査委員をしました。そして、審査後日、以下のような感想文を書いてくださいとメールがきましたので、ここnoteに書いて頭の整理をしたいと思います。お付き合いを。そして、応募しようかなぁと考えていた人や、クラフトにまつわるイベントに関係している人、何より「北のクラフトフェア」にエントリーされた方にも、ぜひ、読んで読んで欲しいです。一人の審査委員が何を考えているのか。


●今回の審査におけるご自身の視点、感想
●東北(岩手)でクラフトフェアを行うことについて 
●ご自身が考えるクラフトフェアへの期待など 

なかなか難しいですが、ひとつひとつ、答えて見たいと思います。

その前に、僕はこんな感じのスタイル、つまり、個人的に聞かれたり依頼されたことを、半ば「note」のような公の場所で、聞いて来られた方(依頼者)よりも先に、なんだったら許可なく答えてしまうことが好きです。(危険ですねー)

もちろん、主催側の迷惑になるようならば、大人としてしません。が、これは僕ならではのスタイルだと思っています。
自分で主宰している店「D&DEPARTMENT」も、工芸や生活用品のトップ中のトップを専門家として選び出すのではなく、とにかく「素人の代表」「わからない人の入門編」としてずっとやってきました。なので、今回も

「ねぇ、こんなこと、質問されたけれど、こんな答えを返そうと思うのだけれど、皆さん、どう思う?」と、したいのです。審査委員の中で行われることですが、これくらいの情報漏れなら、皆川さんも許してくれるでしょう。😂

さて、本題にもどりましょう。
改めて、提出する項目は以下です。

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