見出し画像

ロック少年①

青春時代にはまった音楽は一生好きという話をきいたことがあるけど、あれは本当だと思う。

最近、無性に懐かしい音楽を聴きたくなるので、自分が昔好きだった音楽を掘り起こしてみたい。ただし、膨大な量になるので、約30年前、僕が中学生の頃、かつ、本当にロックが大好になり始めた初期だけに的を絞ってみる。

モトリー・クルー

僕より少し上の世代は、ジャパメタ全盛期で、44マグナムは、「和製モトリー・クルー」なんて呼ばれていた。

僕がギターをそこそこ弾けるようになったころに、中学校にきた新任の先生、大卒で23くらいだったのかな。(先生とはいえ、ちょい上の先輩みたいに思ってた)彼が、ちょっとギター弾ける人で、モトリー・クルーのビデオを貸してくれた。それがきっかけである。

当時は、映画『ターミネーター2』の影響もあって、ガンズ・アンド・ローゼズがとても流行っていた。女子もみんなロックを聴いていた。そんな時代もう来ないと思う。

ギターキッズがこぞってガンズのコピーをするなか、ガンズと本当に仲が悪かったらしい、モトリー・クルーの方が硬派なイメージがあった(個人的な印象)。バンドのイメージというより、流行のガンズに流さないオレがかっこいいみたいな感覚である。

バラードの、ホーム・スイート・ホームも、大好きだったな。

X(エックス)

中学校時代限定という意味で、あえて、「X Japan」とは書かない。

中学校時代、ギターで一番コピーしたのはXかもしれない。
アルバム『BLUE BLOOD』『Jealousy』の2枚は、全曲、片っ端から練習したよね。

Week endは、HIDEの曲らしい8ビート。イントロのギターが印象的だし、ギターリフは全体的にコピーしやすいので、みんな弾いていたけど、あの頃らしい、ひけらかしの様なツインリードのギターソロは、誰も弾けなかった。

今でも、全パートの音が隅々まで頭に再生出来てしまうのが、Silent Jealousy。年に1度くらい、発作のように弾きたくなってCDとあわせてみるんだけど、自分の中の16ビートはどこに行ってしまったのか・・、ある程度リハビリすると満足してしまう中年になった。

誰か、PATAパート弾いて!ギターソロ楽しいよね。
単に、自分たちの音楽的なセンスだけで作っていたんじゃなくて、コピーしやすい構成は、ギター小僧が真似しやすいようにと、考えていたんじゃないかと思う。

LOUDNESS

なんか知らんけど、Crazy Doctorって、みんな弾いてなかった?
好きとか嫌いじゃなくて、ギター持ったらこれやれよ、くらいの感じだった。

貼り付けるのは動画は、思うところがあって、当時の物より間近の動画にしてみた。

20年くらい前までは、楽器屋さんに行くと、試奏コーナーでCrazy Doctorのソロを弾いてる高校生とかいて嬉しくなったけど、さすがにその高校生もそこそこオッサンになってるよね。

ボーカルが代わっても成立つというのは、海外ロックバンドではよくある話だけど、日本のバンドでは画期的だった。一回りして、2000年以降は二井原実が舞い戻っている。

音楽やる人がよく使う「衝撃を受けた」という言葉。僕が、この言葉を使う1曲を挙げるとしたら、アルバム撃剣霊化に入っていた、このギターソロである。

これに憧れて、僕のギターの弾き方は、タッカンに全振りしていた。

あれから、30年。
一瞬、サンドイッチマンかと見まがう、二井原実も大好きである。(純粋に褒め言葉)

今日はこれくらいで。
またやろう。

最後までお読みいただき、ありがとうございます^^ いただいたサポートは、今後もよりよい記事を書くための情報集計費に充てたいと思います。よろしくお願いします。