見出し画像

変な話や噂話に巻き込まれたくないときに自分を守るパワーワードを発見

久しぶりに目から鱗な投稿をX(旧Twitter)で見つけたのでシェアをしてみた。変な誘いを受けた時、職場で人の悪口などに対して同意を求められた際、断り文句としては「私、めちゃくちゃ口が軽いですよ?」が有効とのこと。

これは「沈黙は金」の逆の発想を行く名言でありまさに意表をつかれた気がした。もともと「沈黙は金」とは「黙っていることは金ほどの価値がある」との意味である。色々と自慢話をしたりお金の話をひけらかすと他人からは品がない者と思われる。人の噂話や自他問わず秘密をベラベラしゃべると他人から信頼を失うし、何よりも聞いている方がつまらない。結果として人は離れていく。短期的にはベラベラ喋った方がその場のストレス発散となり快楽を得ることができるかもしれないけれど、長期的には沈黙を貫く方がメリットを得ることができる。まさに「沈黙は金」なのである。

ただし、この「沈黙は金」が通用しない場面も日常ではよく出てくる。それが上記Xのリンク先でしめされているような、怪しい話・際どい話を受けた時である。特に、職場で周りの人が噂話や悪口を言い出し「お前もそう思うよな」と同意を求められたときは一番厄介である。欅坂46の「サイレントマジョリティー」の歌詞ではないが、「声を上げない者(沈黙を貫く者)は賛成している」とみなされ、その場にいる同僚たちの意見に加担したとみなされるリスクを孕んでいる。

こんな時にどうすれば良いのか?そう、一言「私、めちゃくちゃ口が軽いでしょ?」と言えば、一斉にその場が凍りつき、皆が話題を変えるか、もしくは別の場所に引いていくのだ。

これは「べらべらしゃべる者は信用されないから何も話を共有されない」という「沈黙は金」の法則を逆手に取ったような対策であり、大変勉強になった。

ただ、この方策が使えるのは、当然のことながらまだ信頼関係を築けていない人(初見の人か、もしくは普段あまり話したことのない人)に限定されることも留意しておきたい。既に自分の人となりを知っている人からすれば、自分が口が軽いかどうかはこれまでの関係から既に理解されているからだ。

職場での無用なトラブルや噂話に巻き込まれないためにも、今度機会があったら使ってみたい言葉である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?