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なぜ日本株は2023年に入ってから、海外投資家からの注目度合いが高まっているのか

このところ、日本市場および日本企業に着目した外国人投資家の記事をよく見かける(下記ご参照)。

ここ30年ほど、日本市場は失われた10年、20年、30年と言われ続け、その失われ続けた期間を更新し続けてきた。

その一方で感じていた違和感は、ここ数年で過去最高益を更新する企業ばかりニュースで目にする点である。商社は言わずもがなウォーレン・バフェット氏の投資を受ける等業績面も株価面も絶好調だし、トヨタの市場最高益のニュース等はここ数年どころかここ数十年よく見かけている。ソニーの復活のニュースも明るい記事だし、メガバンクは不況業種と数十年前から言われ続けているにもかかわらずMUFG等は過去最高益を更新している。

感覚論としては人口減等を要因とした日本の先行き悲観論に傾斜したくなる一方、日本企業の業績は着実な成長を遂げているのである。加えてここ最近の外国人著名投資家たちによる日本市場へのポジティブなコメントが相次いでいる。

パッシブ資産運用の世界最大手ブラックロックのラリー・フィンクCEOから、世界有数のベンチャーキャピタルの共同創業者、ベン・ホロウィッツに至るまで、現在の地政学上のリスクにも言及しながら日本市場への期待を寄せている。

この点につき、アンドリーセンホロウィッツの共同創業者、ベン・ホロウィッツ氏が先週のMoment2023で何を語っていたか、後日このnoteでアップしていきたい。

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