【ユーロスターで体育座り】ロンドンからパリまで国際列車で渡って、パリのランチを食べよう!

日本で "英語が出来る友達" と歩いていると、外国からの旅行者に、本当によく道を尋ねられます。

"英語が出来る友達" には、「あなたと一緒で良かった!でもどうして英語が出来るってわかったんだろうね?」と思います。

なんだろう。
旅人って、一種そう言う運と言うか嗅覚に恵まれているのかも知れません。

~『旅にはトラブルがつきものだ。騙される事も多い。
しかし、その倍、いや3倍以上、現地の人に助けられて旅を続ける事ができる。
自分を騙す人もいれば、自分を助けてくれる人もいる。
そういう旅の真実が身についているのだ。』(下川裕治 コラム)~

そんな言葉をキーに出た旅がありました。

知り合いの居ない土地で触れ合った人は、神様の様に感じたりするものです。
丁寧に向き合ってくれた時、きっと素敵な思い出のひとつになったのだろうな、と思います!

次に向かうのは、パリ。
国際列車のユーロスターに乗って、ロンドンのセントパンクラス駅から、パリ北駅まで向かいます。


ドーバー海峡を渡る国際列車に乗ろう!

ユーロスターはドーバー海峡を渡って、時速300kmでヨーロッパ大陸まで連れて行ってくれる "電車" です。

パリまでは2時間15分。

 列車内には軽食、飲物などが購入できるビュッフェ2車両があったり、車椅子利用者や家族用のファミリースペースなどもあります。

出発はロンドン・セントパンクラス駅。

出発ロビーへは、私は事前に下見に行っていました。
Eurostarの矢印に従って行けばそう難しくなく着く事ができましたが、駅が広いのと、列車の出発が早朝なので、注意して確かめに行ったのでした。


駅自体が宮殿のようなとてもキレイな建物なのと、wifiも使えます。

女性スタッフの方がゆっくりとハッキリした英語で切符を渡してくれたので、理解する事ができました。


国際列車なので、飛行機と同じで2時間前のチェックイン。

空港みたいに広くはないので、そのほとんどが待ち時間となります。

細かいポンドを使い切ってしまおうと、売店で買ったものはポテトチップス。

ここのポテチ、とても気に入っていたのです。

列車に乗り込むと、ボックス席の狭さでプチ苦しい事が起こることになります。

周りを見ると、座席は通常「進行方向向きの2人席」なのですが、私に割り当てられた座席は「ボックス席での相席」でした。

私は小柄です。確かに小さい!

しかし相席となったのが "それを上回る体の大きめの方々" でしたので、
横幅は30%カット、足に至っては入りきらず 150度くらい折り曲げておかねばならなりませんでした。

でももういっそのこと体育座りしていこうかと…!!

しかも進行方向背中向き。


相席の方々は家族連れで、体のとても大きな夫妻は、「ごめんね、ごめんね」と謝ってくださっていました。

隣のボックス席に、可愛らしいお人形のような娘が2人居ました。

ブルーアイズの可愛らしい姉妹です。
よく座席を外してどこかに行ってしまいます。

よく見ていると、食べ物を持って帰ってきます。

ハンバーガーを買ってきて食べ終わる。

次にピザを買ってきて食べ終わる。

……スナックにアイスにと、どんどん続き、

板チョコレート丸々1枚をたいらげる。


食べ終わっては席を立って また新しいものを購入してきました。

お人形さん???

今は??今だけってこと???

私は、ボックス席で体育座りしながら、
今、そんな体制をしている事のカラクリを悟ってしまった様でした。

パリ北駅での待ち合わせ。

家族に囲まれたフレンドリーさに負けて、眠ってしまいました。

目が覚めると雨が降っています。

もうドーバー海峡は渡ったのかしら?

パリ北駅までは、パリ在住の"友達お姉さん"が、親切にも迎えにきてくださる運びとなっていました。

困らない様に。困らない様に。うまく運ばれていく。
まるで小包になったように。


パリ北駅まで迎えに行くので、そこで待ち合わせしよう。
比較的治安が悪いので、降りたところのプラットホームから絶対に動かないで!

という約束をしていました。

日本のターミナル駅だと、出口がたくさんありますから、それを想像すると、「本当に会えるのだろうか?」と緊張のあまり、意味も無くガクガクしてきます。


着いてみるとその謎が解けました。

パリの到着ホームに、出口の改札などは無かったの。
どのホームも、1番後ろか直接外に出れる様になっている古き良き作りの駅でした。

時間と場所を決めて、そこで会う。

という、全くの正しい待ち合わせのスタイルは、携帯電話の普及した今だからこそ不安で仕方なくって、「もし会えなかったら、相手は私を待っててくれる理由など無いんだよなぁ」などと、本当に心細く感じました。

「ちょっと前までは、こういう待ち合わせが当たり前だったんだよね」と、思い出していました。

迎えにきてくださったお姉さんは、"ファッションの仕事のためパリに渡った後、こちらの男性と結婚をしてモンマルトルの近くのワンルームに住みながら 最近学校に通い始めた" と、いうパワフルな方。

「どこに行きたい?」とお姉さんに聞かれ、私は「モンマルトルの丘に行ってみたい!」と連れて行ってもらうことになりました。

サクレクール寺院からエッフェル塔を見て、ギャラリーで個展を見て、隠れカフェでお茶をして、そこからルーブルの裏でランチ。

凱旋門に行き、シャンゼリゼ通りを通って、マレ地区を見て、セーヌ川を歩きます。


そしてそこで私は、15歳くらいの男の子に、確かに言われたのでした。
「英語なんてディスライクだよ」と。
かのウワサさ通りの巴里っ子の台詞を聞く事が出来たことに関心し、満足します。
(最近はそんな事は無いと聞いていたので、更に変に喜ぶ。)

初めて歩いたパリは、美しい、麗しいというイメージとは一見ちょっと違っていたように思います。

まずホームレスが多い。

観光地ではスリだけではなく、容赦なく腕をひっ掴まれます。

地下鉄は年代物で、ドアは手動でした。

電車がプラットホームに着いて まだ少し動いている時に、ドアを開く事が出来てしまいます。

ヒッピー(と呼ばれていた)が、ホームや車内を演奏して回りながらお金を稼いでいます。

落書きやゴミなんかもすごいと思いました。

昔風の素敵な建物にはよく見るとクモの巣がはっていましたが、とにかく「古いものをそのまま残してあるのが、ここのいいところ」なのだそうです。

お姉さんは歩きながら、色々なことを教えてくれました。

ファッションの話しや、パリジャンの旦那サマの話しもたくさんしてくれたので、思わず、「きらびやかな幸せオーラをを分けて下さい!」とお願いしました。

「たくさんあるから、いいわよ!」と彼女は微笑んでいました。

シテ島で美しい夕立を見る。

私はこの日、シテ島に居ました。

サンシャペル教会 -Sainte Chappelle-で、観光人向けだけれどクラシックの演奏があるのがオススメと教えてもらっていたので、それを見に行こうとしていたのです。

サンシャペルは世界遺産になっていて、ゴシック建築の最高峰だそうだ。ステンドグラスの美しさは息をのむ程で、一日居ても飽きない場所。世界で一番美しい教会。


というひとも居ます。

フランスは、クラシックの近現代の作曲家をはじめ、絵画も映画も、ほんとうに素晴らしい芸術家を輩出している国と言うイメージがあります。
留学している人も少なくない。それほど魅力のある場所であり 環境なのだと思います。

セーヌ川には人口海岸。

ノートルダム大聖堂から出ようとしたその時に、外で「ドン!」と言うモノスゴい音がします。

入り口辺りで人がザワザワと波打っており銃撃戦でも始まったのかと思ったくらいでしたが、その正体はスコールによるものでした。

雨が上がるまで、立ったり座ったりしていました。

その時、心に響くものはなにひとつありませんでした。

いいのか悪いのかも分かりません。

雨上がりに青空が見えました。

嘘みたいな、真っ青な青空!!
夏は日が長く、パリは石畳の道なので、雨上がりは美し過ぎます。
ちょっと滑るけれど。

ほんのわずかなフランスの滞在時間が、そろそろオシマイの予定。

ここからイタリアを経由して、アジアへ向かいます。

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□ ぶん・しゃしん 前田 紗希

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【studio iota label】

流れるイオタが立ち上げた日本のインディーズレーベルstudio iota labelではCDの制作・販売、WEBコンテンツの発信、企業のWebライティング、動画BGM製作、アーティストやお店などの写真撮影、作曲・編曲事業、レコーディング・ミックス事業などを行っている。

【ウェブサイト】http://www.studio-iota.com/
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ヨーロッパ・北欧旅の記憶

世界あちこち行ってるのに「行くぞ!」って強く決めてる割に孤独でびびりまくり。ポジティブだけじゃない、等身大の旅のお話し。
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