荒野を探して、釧路湿原への旅に出よう!

画像1 先日北海道に行き、荒野を探して列車で回りました。
画像2 釧路湿原まで、あとちょっとで到達。だんだんど寒くなり、阿寒湖ではうっすら雪が積もったようです。
画像3 金色に染まった草は自分よりも背が高いのです。 枯れ木が揺らいで、その風景の中には誰もいません。ついでに圏外です。
画像4 列車に乗ってたら、ここだーっと思って、バッと降りてみました。「釧路湿原駅」と、「遠矢駅」の間にある、"トリトウシ原野" です。電車が来るのは3〜4時間に1本です。
画像5 ツアーの演奏で北海道に行ったところが、元々の始まりでした。とても楽しい札幌での公演を終え、バンドセットのメンバーは先に帰京しました。
画像6 私は、どうしても荒野が見たかったのです。それで北海道に残る事にしました。けれど札幌では、そのスケールと呼べるものを見つけることが出来ませんでした。
画像7 「このまま札幌に留まるのか?それともイチかバチか荒野を探しに移動するか・・・?」3〜4日札幌を歩き回って出した答えは、自分の心に素直に従って、「少し遠くへ行こう。釧路湿原までのチケットを買おう」ということでした。
画像8 そうと決めたら出発。札幌から列車で片道5時間ほど距離が離れています。あらためて北海道の広さをには驚くばかりです!
画像9 釧路湿原に到着!絵葉書で見た事あるような。日本の景色じゃないような、厳しくて荒涼とした空気感。
画像10 荒野の中でたゆたう一本の木。あまりの静寂。ガッと心を掴まれてしわくちゃにされたかのように揺さぶられます。「これこれ!これが求めていた風景です!」 と思って足を踏み入れようとすると、途端に湿地で入れない事に気付きます。遠くから見ていると理想なのに、 イザ近くに降り立ってみると足を取られる。 まるで、人生の格言みたいじゃない、って。
画像11 途中で雪が降ってきました。吹雪です。バックパックとカメラと楽器を担いで、息を切らせながら坂道を歩きます。雪が顔にバシバシ当たって、痛くて、けれど真っ白な世界が気持ちよくて。「なにやってんだぁ!」っと笑ってしまいます。
画像12 純粋の純度というものがあるとします。 動画を持ち帰ったら、受け止めてくれる人がいると信じています。 そうすると、また頑張ろうって思えます。荒野は見つかりました。
画像13 帰ろう。
画像14 北海道・幸福駅にて。(ぶん・しゃしん 前田紗希) 【どうして荒野を探していたの?その答えはこの40秒の動画にあります。荒野の風景が詰まっているので、是非見てみて下さい(。・ω・。)】 https://www.youtube.com/watch?v=A_PZlMZOHU0

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